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面白かったです！(≧▽≦) 　「夜市」でも感じたのですが、静かで、不気味で、不可思議なこのテイストはほんとにすごい！どれも共通して「捕らわれる」をテーマにしています。 　表題「秋の牢獄」は、とある一日をひたすら繰り返すことになった女子大生のお話。リプレイものを描いた小説は数限りなくありますが、本作はそれらと一線を画す流れになっています。他にも「神家没落」など、自分がそうなったらどうしよう、と強く思ってしまうお話ばかりです！とてもいい本でした(≧▽≦)

(　ﾟдﾟ) これは！これは！これは！すばらしい！！面白い！！今年読んだ本の中でも3本の指に入るぐらい面白かった！！　 　優れた碁打ちであり、数学者でもある渋川春海。数学の名問創作に苦しみ、日本測量のため全国を回り、と少しずつ成長していく彼が、前代未聞の大プロジェクトに任じられる。 　「正確無比な日本独自の暦を作ること」。 　数学者、武家、公家、朝廷、あらゆるものを巻き込んだ奮闘が始まる――。 　数学に向き合う春海の真摯な姿、楽しげに測量をする姿、暦作りで四苦八苦する姿、もうすべてが物語として面白い！これドラマ化してくれんかー！もしくはアニメ化してくれんかー！！ 　この世に生まれたからには、こういった仕事を成し遂げたいと強く思わせる名著であります。面白かった！もう一度読む！(≧▽≦)

最近「面白い」しか言ってなくて恐縮ですが、まあ面白いものは面白いんですそもそも東野圭吾って時点で大きく外れるわけがないってわかってるんです（以上、独り言です） 　下町風情あふれる日本橋で、四十代女性が絞殺される。着任したばかりの警部補・加賀は、見知らぬ土地で顔見知りを増やしながら、さまざまな核心に迫っていく。 　テーマとしては推理ものなのですが、重厚で悲壮な感じはないんです。かといって軽薄な話かというとそうではなく、下町の人情あふれる話が幾重にも絡まって物語が進んでいきます。すさまじいトリックがあるわけでないのに、面白い。すごく不思議でほんわかする作品でした！(≧▽≦)

海難者の90%は、遭難からわずか3日以内に死んでしまうという。食料と水をまったくとらない場合でも、人間はもう少し長い間生きられる。問題は精神力なのだ。 　ヨットレースの途中で荒らしに遭遇し、船が沈んでしまう。残されたのはゴムボートと道具一式。ゴムボートの底に付いた貝を食べるためにシイラが体当たりをしてくる。サメも襲ってくる。踏ん張るところはどこにもない、大海原のど真ん中で、ゴムボートの底に穴があく。 　壮　絶　す　ぎ　で　す 　私だったら3日持たない自信がある 　なにがすごいって、76日目に救助されたときの台詞ですよ。一刻も早く陸へ上がりたいだろうに、主人公はすさまじい余裕を見せつけるのです。なんという精神力！この本を一通り読んでおけば、少なくとも3日間は生きて行けるぐらいの余裕が……やっぱ無理だよなぁorz

終身雇用が崩れ、それでもまだ安泰と思われていた大手家電メーカーさえ軒並み赤字を出す昨今。正社員といえども、いつなんどきリストラの憂き目に逢うかわかりません。 　人員整理のときに実施されるリストラ面談について、どのように対応すればいいかを、かつて人事部側にいた筆者が経験をもとに述べていきます。「圧倒的に有利なのは、実は人事部側ではない」というように、目から鱗の情報が満載です！ 　この本を読むと、逆に、日本で社員を辞めさせるのがどれだけ大変なのかが解ります。それが良いことなのか悪いことなのかは別の話として。自分の身を守るための知識を得るべく読んでみたい一冊でした！

どこまでも真摯で、爽やかなスポーツ小説。 　飛び込みという数秒のスポーツに人生を賭ける少年たち。少年らが所属するダイビングクラブが存続の危機に立たされる。クラブが続く条件は、想像したこともない「オリンピック出場」だった――。 　 　どのスポーツであれ、真剣に打ち込んでる人はそうなのでしょうけど、さまざまな青春の楽しみをすべて捨て、飛び込みへと専念する少年たちの葛藤や成長が、たまらなく爽やかでしてね！「恋愛を取るか、スポーツを取るか」といった悩みに対し、それぞれの少年がとる行動も面白い！ 　飛び込みというスポーツに興味が持てるようになりますよ！面白かったですー！

日本帝国陸軍内に極秘に作られたスパイ養成組織、D機関。集まった異能の人間たちが織りなすスパイ戦記の3巻目ですね。 　1巻、2巻に多かった、「異常なほど優秀なスパイ達」というのが薄れており、本巻では記憶を失ったり、ターゲットを殺害されたり、とミスがあるんですね。ですが、それがまた物語に幅がでて面白い！このシリーズは読み続けると決めているので、はやく続編が出てほしいです(≧▽≦)

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