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青い蜃気楼
いやー読み応えがありました!面白かった!
米国エネルギー企業大手のエンロン。全米トップ10に入る巨大企業の利益は、複雑怪奇にからみあった会計操作によってもたらされたものだった。ひとつのSPCの破裂が次々とドミノ式に連鎖し、やがて巨大企業は破滅へと向かっていく――。 時期が時期だけに、非常に興味深く読めました!ファイナンスを「創る」という意味がわかる本です。しかし、いまのサブプライム問題を見ていると、人間って学ばない生き物だって判りますね……。 |
名作来たあああああああああ!浅田次郎ファンを公言しておきながら、いままでこの作品を見逃していたとは!!
2002年〜2007年に書かれた短編をまとめた本です。どれもいい味わいがあるのですが、イチオシは「雪鰻」。 ある雪の夜、自衛隊の駐屯地に師団長が帰隊する。鰻重を持ってきたほろ酔いの師団長は、当直である主人公に食べろと命じる。鰻重が大好物なのに食べない理由を問われた師団長は、その過去を訥々と語り始める――。 もう泣いた。そりゃ泣くよ!そしてものすごーく鰻重が食べたくなる短編です。オススメです!(≧▽≦) |
「マリア様がみてる」
最終回−!!щ(゚Д゚щ) このシリーズ、終わるのか!終わらせられるんですか!?祐巳にも妹ができ、紅薔薇さまとなって日々を送るのかと思いましたが、まさかの最終回!やはり「マリみて」は、祐巳と祥子さまの関係こそがメインであっ
コバルト文庫を真剣に語る33歳男性、て
優しさに満ちあふれた、美しいシリーズでした。10年間お疲れ様でしたー! |
ちょっとアレな精神科医・伊良部の短編集第1弾!うん、間違って2冊目から先に読んじゃったね!
1冊目も2冊目と同じテンションなのですが、登場人物のビョーキっぷりが生々しいですな!読んでる我々も、病気側に引きずり込まれそうになるパワーを感じます。すると、登場人物と同様、伊良部に対する居心地の良さも感じるようになるんですよね〜。 面白いシリーズなんですが、本のタイトルが良くないと思います。もうちょっと、なんというか、わかりやすいタイトルにしたほうが……。 |
「チームバチスタの栄光」を売りに売りまくった海堂尊の2作目。前作でお馴染み、田口・白鳥コンビが再登場!
読んでみましたが、どうも前作とは雰囲気が違うように感じました。主人公が田口先生じゃないからでしょうかねー。あと本作はミステリーではないと思います! |
おもしろ―い!!щ(゚Д゚щ)
前作「ナイチンゲールの沈黙」は正直、ちょっとアレだったのですが、それと並行した物語こと本作は面白い!「ジェネラル・ルージュ」こと速水部長がかっこよすぎですよ!惚れてまうやろー! ナイチンゲールの沈黙と関連付いた話ですので、先にそちらを読んでから本作に突入することをオススメします。爽快かつカッコイイ物語でした! |
海堂尊ゾーン第3弾!螺鈿迷宮!
本書は「終末医療」を題材にしています。チーム・バチスタシリーズでお馴染みの白鳥はもちろん、「氷姫」こと姫宮も初登場。こんな看護師には絶対に担当されたくない。 全体のストーリーも面白いのですが、桜宮病院の院長・巌雄のカッコよさが印象に残りました。最初はヤブ医者っぽいのですが、そのうち医療に対する自らの思いを主人公(医学生)に語り始めます。それが迫力あるんですよね〜。 |
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