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そして二人だけになった―Until Death Do Us Part
面白いよ!と推薦されたので読んでみました。本当に面白かった!「バルブ」と呼ばれるコンクリートの内部に作られたシェルターで、一人ずつ人が殺されていく。そして最後に残った二人。犯人は相手しか考えられない、だけど……。 非現実的な空間に見事なトリックと共に、考えさせられるエンディング。読後には何ともいえない感じが残ります。 |
現役工学部助教授・森博嗣のデビュー作。犀川助教授と西之園萌絵が出て来るシリーズ1作目であり、その後、二人のファンクラブができるぐらい人気を博したそうです。 とにかく作品全体に漂う理系臭!好き嫌いが分かれるであろう雰囲気ですが、私は好みです。最初の死体登場(!)シーンなど、軽くトラウマになりそうな勢いですが。 |
犀川&萌絵シリーズ2作目。前回は孤島の研究室でしたが、今回は低温度実験室で密室殺人が起こります。 今回の作品では、殺害現場となる実験室の位置描写が多く、挿絵を見ないとイメージすることが困難でした。私は犀川にはなれないってことっすかね!ただ、最後の犀川と萌絵のやり取りがそうとうキュンキュンきた!いいなあ!あんな学生が欲しいなぁ!(教授じゃないけど) |
ドラマ「ビッグマネー」の原作。表題の「波」とは、株のチャートを示しています。つまり、株のトレードの話です。 何のとりえもない主人公が、ある日相場師・小塚老人と出会い、株の世界へと飛び込んでいく。そして最終目標「まつば銀行」を叩くため、あらゆる手段を講じていくことになります。こういう「企業相手に戦う個人」みたいな話は大好きです!株の専門知識がなくても読めるレベルだと思います。 |
森博嗣のS&Mシリーズ3作目。珍しく、あまりコンピュータの香りがしない作品でした。というか、初めて途中でトリックがわかった!わかってしまった!これは喜んでいいのか悪いのか……。 それと恒例、事件解決後の犀川と萌絵の掛け合いがたまらない!あのノリだけで一冊仕上げてもらえないものか!かなりモキュモキュするのですが! p.s. どうも頂いたメールによると、あのトリックはブラフであって、真の謎は解明されていないそうですよ!悔しい!ミスディレクションされた! |
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