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勝負の極意
この本を読むと、確実に競馬に行きたくなります。金曜・土曜に読むとヤバイよ!(ターフの夢を観ちゃうよ!) 前半は浅田次郎が小説家として歩むまでのお話、後半が競馬に関するお話です。どちらも面白い! 競馬については、バドックの見方について詳しく述べてあります。筆者が自らの体験を基に組み立てられた理論が披露されており、また競馬の歴史についても触れてあるため、競馬を全く知らない人でも競馬の魅力に気付かせてくれる本です。 |
オススメです。泣かせる。そして心が震えます。 南部藩を脱藩し、新撰組に入隊した吉村貫一郎を軸とし、その周囲の人にインタビューする形式で物語は進んでいきます。 初めは守銭奴として描かれている吉村が、実は家族を生かすため、武士として在るために必死でもがき、生きてきたことが分かります。南部訛りの台詞が、訛ってるからこそ純朴かつ真摯に読者に届いてきます。 「るろうに剣心」でしか新撰組を知らなかった私ですが、この本を読んで他の本も読んでみたくなりました。やっぱ浅田先生はすごい人だ……。 |
全3巻の2巻から読み始めてしまった勘違いボゥイことワタナベです。圧縮(1巻)⇒燃焼(2巻)⇒排気(3巻)の順なんで、皆さんは読むときに間違わないように! で、内容ですが、これがすこぶる面白い!第24回日本SF大賞受賞は伊達じゃありません。エロス・サイエンス・バイオレンスが混然となっている世界の中、少女娼婦バロットが科学の力と信頼できる相棒をを得て成長していく姿が見事に書かれております。 ときにはカイジもびっくりのギャンブルがあり、ドラゴンボール並みの戦闘シーンありと 、大変に読み応えのある作品となっております!たぶんこの作者はギャンブル好きに違いありません!<断言 |
どことなくマニア臭漂う森博嗣の作品において、さらにマニアなフィギュア愛好家を題材とした作品です。 いままでは空間的なトリックが多かったので、小説だと「そんな説明なかったじゃんか!」みたいな意憤りを感じることが多々あるのですが、今作品は読者にすべての情報を与えた上でのトリックとなっており、なかなか面白かったです。このトリックは好きですね〜。
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これは面白い!オススメです!アマゾンを見て初めて気付いたのですが、漫画化もされているようですね。 昔より反目しあっている甲賀と伊賀が、互いに10人ずつの精鋭を選出し、世継ぎを決めるためにチームで殺し合います。各自の独創的な忍法での戦闘シーンもさることながら、自らの技、倒すべき相手について、甲賀・伊賀の忍者が繰り広げる熾烈な情報戦も面白い! 巻末で浅田次郎の評にもあるように、江戸時代の話でありながら、古臭い単語が一切ないため、我々にとって非常に読みやすくなっております。 |
なんてタイトルだ。 タイトルに「魔法少女」と冠するあたり、メルヘンでポップな小説かと思いきや、実際はSFに近い作品です。「りすか」というトンデモナイ名前も、りすかの使う魔法において、それなりに意味のある名前となっております。 ただ、主人公の小学生・供犠創貴が死ぬほど生意気かつ屈折した性格のため、感情移入はできないと思われます。小説での生意気極まりない創貴と、挿絵で描かれている可愛い創貴のギャップが……。 |
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