読書…漫画(2)

　「キャノン先生とばしすぎ！」を読んで以来、軽くファンになりつつあるゴージャス宝田先生。複数の読者に勧められて購入したのがこの本です。

　(　ﾟдﾟ)　なるほど、面白い……。

　航空宇宙施設へ社会科見学のため訪れた小学生と先生。突然の震災により、女子5人と先生が瓦礫の中に閉じ込められて――。

　18禁漫画なので、もちろんエロシーンはあるのですが、それ以外のストーリーも良い！生徒と先生が、少しずつわだかまりを捨てていくあたりが面白いです。単行本で読みたい逸品！

　世の中には「笑える変態」と「笑えない変態」の二種類がいると申します。申したのは私ですが。で、本書に載ってるのは「笑えない変態」のほう。可愛い絵柄にだまされちゃいけませんよ！ロリコンがまだ上品に見えるぐらい、がっつり変態の人しかいない！

　ゼミ「変態生理ゼミナール」に、なぜか入ってしまった松隆奈々子の日常が描かれています。ほんと、変態しかいないけど、面白いんだよなぁ……。個人的にはドMの水越がお気に入りです。全裸で着ぐるみって！ねぇ！（うれしそうに）

　この漫画を読んでると、もう何が変態で何が一般なのかわからなくなってきます。1巻から読んでいると、なんというか、アレ系への免疫が付いてきたようで、いやああああああああ（絶叫）

　それにしても、「ハンサムな変態」って一番タチが悪いなぁと実感。そして水越さんがすてきすぎる……。

　どBLです

　「参考にしてくださいね！」という付箋紙が貼られていましたが、参考になるところが微塵もありません。

　しかしながら、悔しいけど、ちょっと面白いんですよね……。×（ペケ）というマンガがありましたが、あれのBL成分を限りなく高めたような雰囲気です。べ、べつに悔しくなんてないんだからね！

　ただ、主人公の課長が私と同じ33歳らしいんです。「同じ33歳なのに、あちらは課長でこっちはヒラか……」などと思うと、上を向いて歩こう涙がこぼれないように。

　モテないフリーランスの26歳女性。そのひとりぐらしの様子を書いた漫画です。主人公が美人だけど駄目、俗に言う「残念な女」でして、

　・生活は自堕落
　・一人酒大好き
　・妄想大好き

　と、まーひどいことひどいこと。特に劇的なイベントがストーリーがあるわけではないのですが、でもなぜか面白くて読んじゃうんですよね。他人の目を気にしない、ひとりぐらしだからこそ出せるダメな日々。

　とりあえず「26歳なんてまだまだだろがー！」と叫びたい36歳がここにいることだけは明記しておきますがね！

　34歳のとき、会社がなくなった。就職のアテはあったが、それを蹴って、１年間なにもせずに生きようと決めた女性の物語。

　「物語」と書きましたが、実際は無職さんの起伏がない日常が淡々と過ぎていきます。掃除機の故障やコンビニのおでんに一喜一憂する。そんな日常が淡々と、淡々と、淡々と続き、

　なんの事件もなく終わります。

　ところがこの漫画、妙に心地良いんですよね。無職という、サラリーマンにとっては憧れでもあり恐怖でもある環境を、楽しむように過ごす主人公が妙に眩しいのです。

　「会社がつぶれても、なんとかなるんじゃないか」という危ない安心感を抱かせてくれる作品です！２巻も出たみたいなので買うよ！

　34歳、職無し女子漫画の第二弾。

　あいかわらずの無職っぷりなのでして、何がすごいって、コタツに入ってごろごろしたまま、何のイベントもなく終わる回があることです。その間、一切の事件なし。

　かと思えば、無職さんの過去が次第と明らかになります。離婚した旦那のもとにいる子供と会う回があったり。え？そっち系も攻めてくるの？という不思議な感じでございました！