宇宙の本(2)へ |
スノーボール・アース
母なる大地と言われ、穏やかに生命を育んできたと考えられてきた地球。ところが近年、宇宙に浮かぶ他の惑星と同じく、地球も生命にとって過酷な星であった可能性が指摘されています。その中の一つが「全地球凍結仮説」。ある時期、極地方はもちろん赤道直下にいたるまで地球を分厚い氷が覆っていた、という仮説です。 地質学者が北極から砂漠まであらゆるところを調査しまくり、かつそこで行われているサバイバルに近い生活。「腕を叩くと100匹以上の虫の死骸がへばりつく」ような環境のなか、偏屈さから時として感情をむき出しにした議論をし続ける学者たち。いまある証拠から数億年前に起こった出来事を推理するさまには驚かされます。 学術書ではなくノンフィクション小説に近いので、予備知識がなくともスイスイ読み進めることができます。 |
宇宙の幽霊「ダークマター」、宇宙の灯台「パルサー」、発電所「クェーサー」、宇宙の「万里の長城」などなど、宇宙に関するさまざまな事象を、じつに分かりやすく説明してくれる本です。「文系にもわかるおおよその宇宙理論」といった章題に表されてるとおり、努めて平易な表現で書かれていることに好感がもてます。 ただ惜しむらくは、この本が出たのは1993年(13年前)なんですよね。仕方がないことですが、載っている情報に少々古いのがあるのが残念でした。 |
( ゚д゚) きたああああああああ!
( ゚д゚) 大好きな本の続編きたああああああ!!! 私が読書に目覚めた本「もしも月がなかったら」の続編が出てる!出てりゅうううううううううう!! 表題「もしも月が2つあったなら」から始まり、「月が逆回転していたら」「もしも地球が月(衛星)だったら」「月が今から150億年後に生まれていたら」など、さまざまなifをもとに、架空の地球の姿を描く、とてもワクワクする本です!面白い!面白いぞおおおおおお! この世界がとてつもない偶然のもとに生まれたことがわかり、自分自信がとてつもなくちっぽけな存在に思える作品です。おすすめですー!(≧▽≦) |
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