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容疑者Xの献身
「まだ読んでなかったの?」と言われそうなほどの有名作。そして、
面 白 い 。 直木賞受賞、映画化は伊達じゃないですね!探偵ガリレオシリーズはハズレがないので好きだったのですが、いやー、これはすごい!天才数学者の石神が犯罪を造り、それを天才物理学者の湯川が崩していく。犯行シーンを見せられてるにもかかわらず、しっかりと騙されてしまいましたよ! むしろ読んでいない人のほうが少ないかもしれませんが、オススメいたします!(≧▽≦) |
家守奇譚の雰囲気が好きで、他の梨木香歩作品を読んでみようと手に取ったのが表題「りかさん」です。
言葉をしゃべる日本人形・りかさん、人形を贈ったおばあちゃん、人形をもらったようこの3人が、とてもいい雰囲気を持ってるんですよ。不思議をそのまま受け入れる、まさにファンタジーな世界です。 しかし、その優しい語り口の裏に、人間の愚かさや醜さが人形を通じて語られてます。穏やかに読める1冊でした。 |
底辺高校に集うダメ高校生たちが、女子校に潜入しようと作戦を練ったり、カツアゲされた仲間のお金を取り戻したり、女子大生のボディガードをしたり。
それぞれの青臭さと、いろんな欲求と、将来への不安なんかがごちゃまぜになって、いい感じの青春小説になってますね!ただ、ちょっとリア充過ぎるところがイマイチ親近感わかな(略 |
妙に遠回り&着地点不明な文体でして、途中で断念するところでした_| ̄|○
2組のちょっと変なカップルのストーリーが交互に進んでいきます。登場人物、妙にライトノベルちっくだなぁ――と思ったら、実際にライトノベルを書いている作者さんのようで。 栞用のひもが4本ついているのは、おそらく4人の登場人物になぞらえているんだと思いますが、私的には複数のピ○クローターを入れられているAV女優がイメージされて、なんかね! |
面白い!オススメです!(≧▽≦)
京大の新入生である阿部に手渡された一枚の勧誘ビラ。誘われるがままに入会したサークルで、「ホルモー」なる競技を繰り広げることになる――。 森見登美彦を彷彿とさせる、京都を舞台とした幻想的な話です。作者の「京都愛」をひしひしと感じることができますな!京都と怪奇と青春がバランスよく絡んでいて、読んでいて楽しかったです!(≧▽≦) |
時系列的に「りかさん」の次にあたるお話です。
古屋に同居した4人の女性が、織物・染物・そして人形の「りかさん」を通じてさまざまな想いを織り込んでいきます。どこまでも静かで、それでいて深い物語。 そして最後のシーンは正直やられました。芸術的な美しさ、ってこういうことなんでしょうねぇ……。アーティストって凄いなぁ……。 |
ネットにその名を轟かせる伝説のハッカー、<フェイト>。あらゆるセキュリティを突破して殺人を重ねる<フェイト>を逮捕するため、警察はハッキングの罪で服役していたジレットを釈放する。ネットとリアルを往復しながら、ハッカーとハッカーの戦いが繰り広げられていく――。
きわめてアメリカ映画的で、手に汗握るシーンが次々とやってきます!コンピュータの知識がなくても充分に楽しめますし、なによりIT技術一辺倒ではなく、ソーシャルエンジニアリングによるハックに重きを置かれているのが面白かったです! |
さすが宮部みゆき、普通に面白い!(≧▽≦)
岡っ引きの茂七親分が、町内で起るさまざまな事件に取り組んでいく短編集です。時代小説でありながら、まぁ読みやすいこと!そして適度に残る謎……はやく続編が読みたくなる、いい本でした! |
2010年最初の読書はこちらの本!
第12回日本ホラー小説大賞」大賞受賞作だけあって、いやー読ませますね! 「夜市」「風の古道」の2篇が掲載されていまして、どちらもいい感じなんですよ!ホラーというよりファンタジーに近いです。 現世のすぐ傍にある異世界が美しく描かれていて、印象に残るいい作品でした!(≧▽≦) |
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