前へ戻る | 1 2 3 4 5 6 7 8 | 次へ進む |
本ページに記載されている内容は、筆者が施術を受けた医院の医師に確認した事項の他に、ネット等で収集した情報も含まれています。 その医院特有の情報や、不正確な情報が含まれている恐れがあります。施術をうける際には必ず専門の医師に確認していただくよう 、宜しくお願いいたします。 |
一夜明けて、いよいよレーシックを受ける日がやってきました。カーテンを開けると、すがすがしいまでの青空ですよ!
……この青空を見るのも、これが最後かもしれないなぁ…… <おい
午前中はパソコンでネットを楽しみます。ああ……パソコンが出来るのもこれが最後かもなぁ……。
エロ動画を見ては、ああ……女性のおっぱい見れるのもこれが最(略
その後、部屋を丁寧に掃除します。ほら、ホコリや雑菌のせいで手術後に不具合が生じたら困るからね!
ついでにビリーズブートキャンプで運動しておきます。ほら、手術後1週間は、激しい運動は禁止ですからね!
本日の夜および明日の食料を買出しに行きます。もしかしたらお店に行けなくなるかもしれないからね!
シャワーで汗や香料を流します。ほら、揮発性の成分があると手術に支障をきたすからね!
……どんだけ慎重ですかこの人は。
考えうる限りの準備を整え、いよいよ地下鉄で決戦の地へ!
医院は昨日とかわらぬ美しさを保ったまま、都心にそびえ立っていました。受付を済ませ、まずは視力検査です。昨日の検査結果と差異がないかを確認します。医者による最終チェックを
うけ、代金を支払い、手術後の点眼方法・生活指導をうけ、いよいよ手術です!手術のためだけにある別フロアに移動します!うおおおおおおお緊張してきたああああああ
!
手術フロアに入るやいなや、靴を脱ぎ、シャワーキャップみたいな布製の帽子を被って髪をまとめます。
炎症を抑える錠剤を飲んだ後、リクライニングチェアのある部屋へ連れていかれて、椅子に座ったまま麻酔の点眼を受けます。うおお……本気で緊張してきたぜ……。麻酔、ちょっと大目に点眼してもらえませんかね……。
「ワタナベさん、こちらへどうぞ」
きたぁ煤i ̄□ ̄;
スタッフに連れられて、 イントラレーザーでフラップ(ふた)を作成する部屋へ入ります。刃物じゃなくレーザーでフラップを作るところが、この医院の特徴なんですって!
部屋の中は、うーん、このニュアンス伝わりますかねー、ドラマなどで見る手術室よりはライトで、かといって歯科医の診察台よりは物々しい感じ。
手術台へ横たわると、目を開けっ放しにする器具を右目につけられ、レーザーの機械を目に押し当てられます。うん。正直に言っていいかな。ちょっと痛い。麻酔が効いているので鋭い痛みは無いのですが、眼球を圧迫されるような 不快感があります。固定されている目からは、赤色のLEDと、それを取り巻くように配置された緑のLEDが見えるんです。
「はい、フラップ作成しますね。真ん中の赤い光を見てくださいね」
赤い光を見なきゃ……赤い光を見なきゃ……「はいあと10秒です」赤い光を見なきゃ……赤い光を見なきゃ……「うまくできてますよー」赤い光を見なきゃ……赤い光を見なきゃ……「はいあと5秒です」赤い光を見な
赤い光が消えたー!煤i ̄□ ̄;
一瞬、赤い光がぼんやりと見えた後、ふっと消えてしまったのです。どこ!俺の赤い光はどこ!?と混乱するものの、よーく注意すると、右目全体が見えなくなっている ことに気付きます。そういえば事前説明で、見えなくなるけど心配いらないって言われたっけ……。
で、フラップ作成終了。器具を取り外した後の右目で周りを確認すると、ぼんやりと見えていることが解ります。同様に左目もフラップを作成して終了。
自分の周りはぼんやりと見えてるんですよ、だけど
(=ω=;)
↑ずっとこんな感じの顔になってます。だって怖くて目を見開けないじゃないですか!薄目でいるしかないじゃないですか!
◇
最初の手術室を退室した後、いよいよ屈折矯正をするため、エキシマレーザーを当てる部屋に行きます。先ほどと同様に手術台に寝転ぶと、目の上下をテープで貼り付け られました。フラップ作成のときとは異なり、圧迫による傷みはありません。
「はい、緑のランプを見てくださいねー」
右目には緑のLEDと、それを取り囲む白色のLEDが見えます。そしてついに、エキシマレーザー照射が開始されます!
ぼじじじじじじじじじじじじじじじじじじじじじじじじじじじじじ
レーザーの奏でる音が耳に届きます。痛みはまったくないのですが、焦げ臭いニオイがするんです。焼けてる!私の角膜がレーザーで焼かれている!
焦げるといっても、肉が焦げる臭いとは違うんです。電線の被覆をハンダで溶かしたような、そういうゴムが焦げる臭い。そしてぼんやりと緑のLEDが滲み、やがて右目では何も見えなくなります……
「はい終了ですー」
もう、ですか?煤i ̄□ ̄;
医師が透明な液体で目を洗います。洗われた瞬間、すでに視力が回復しているのが判る。ええええええもう見えるのおおおお?
そのあとフラップを戻し、刷毛のようなものでフラップをぺたぺた張り付けます。感触はないのですが、医師が持つ刷毛の動きが、回復した視力でばっちり見えるのです。
同様に左目を施術して、レーザー終了。 手術台から降りるとき、すでにメガネなしでも充分な視力が得られてることがわかるんです。でもやっぱり目を見開けない!薄目でいるしかない!
(=ω=;) うううううう……
◇
手術後は、休憩室で20分ほど休みます。目を閉じているのが一番良いが、涙の分泌が減るので眠るのは良くない、とのこと。目をつぶったら寝ちゃうよ……なんて思っていたのですが、なんか緊張してて眠気がまったくありません。 はっはっはこのチキンめ!
休憩後、再度先生に診察をしてもらい、それで終了。そして、あっさりと解散。あまりにもあっさりしすぎて、「え?もう帰っていいんですか?」と、スタッフに聞いちゃったほどですよ。
話に聞いていた「術後の痛み」はまったくありません。運がよかったのか、そういう体質だったのか、それともレーシックじゃなくイントラレーシックだったから良かったのかは解りません。
もらった防護メガネを手に、診察室の外へ。
前へ戻る | 1 2 3 4 5 6 7 8 | 次へ進む |
メニュー |
submenu |
|
PR |
|