










そう。すべては10日ほど前から始まった。
風呂場でゆったりと一日の疲れを洗い流しながら、ふと股間をみると×××のアモルファスヘッド部にささくれのようなものを発見しまして。これを放っておくわけにもいかず、指で皮(ささくれ)を剥いたわけです(注1)。
(注1:ここでいう「皮を剥く」とは、皮がムケているヘッド部の表皮を剥く、ということです。)
すると。コンビニのおにぎりを開ける時に赤いビニールをひっぱるのを想像してください。剥ける剥ける。そら面白いようにどんどん皮が取れるんです。脱皮です。ヘッドの3分の1ぐらいの皮を剥いて、ようやくささくれのようなモノは無くなりました。そして剥き終わった下からはツヤツヤなゆで卵のようなヘッドが。脱皮です。
そこまでは良かった。
皮を剥いたツヤツヤの部分は、つまり肉が露出している状態。みなさんもご経験がおありでしょうが、ひざを擦りむいて肉が見えている部分に水をつけると凄くしみるんです。
ましてやここは風呂場。
そして肉が見えているのは男の最もデリケートな部分。
痛。
生まれて初めて経験する、前方ちょっと先から押し寄せる痛さ。あれはどう表現すればいいのか、言葉が見つからない種類の痛さ。自分の愚かな行為を恥じたのは言うまでもありません。
ですが。真の問題はここから起こったのです。
ひざを擦りむくと、数日後にはカサブタが出来ます。このカサブタの下で新しい皮膚が生成され、やがてカサブタが剥げ落ちて元通りの肌となるわけですが。
×××のヘッドにもカサブタが出来たんです。
元々、×××のヘッド部分の皮は柔軟性に富んでいます。それはもちろん×××が膨張・縮小を行う、いや行わざるを得ない部分だからです。それに対してカサブタは、普通の皮膚よりも硬めだということは御存知だと思います。
元々の表皮は柔軟。しかしカサブタは硬い。
この二つが共存している状態で、×××が膨張するとどうなるか。
もともとの表皮とカサブタの境目・もしくはカサブタ自体が裂ける
↓
出血
↓
痛
ひいいいいいいいいいいいいいいいいいい…
これを避けるにはどうすればよいか。完全にカサブタが無くなり、新しい表皮が馴染むまで膨らましてはいけないということなのです(注2)!もし完治するまえに膨張してしまうと、裂 ⇒ 出血 ⇒ 痛 そして
「ふりだしにもどる」
となってしまうのです!嗚呼!何故神は私にこのような試練をお与えになったのでしょうか! <スーパー自業自得
――そういうわけで、ここ最近のワタナベは修行僧も驚いて脱臼するぐらい禁欲的な生活を営んでおります。以前だったら大喜びだったH画像・H動画・通学途中の女子高生に春風の悪戯・電車で座席の隣にセクシーなお姉様しかも居眠りして私によりかかる等すべて敵です。みんな排除すべきものです。
ですから、ろじぱらを見ている女性の中で「一度ワタナベさんに会ってみたい〜。でもちょっと怖いから…」と尻込みしている方。今でしたら絶対に安全です。たとえ一糸纏わぬ姿で目の前に立たれても絶対に大丈夫です。むしろ私が見ないように逃げます。泣きながら。
(注2:「完治するまで膨らまさない」の他に、「完治するまで膨らましっぱなし」というアイディアもあったんですが、両方を精査した結果、僅差で「膨らまさない」方を選んだわけで。)
ちなみにこの「鉄の貞操帯」というタイトルは、昔「シティーハンター」という漫画で、主人公の冴羽リョウが鉄の貞操帯を付けさせられて膨張できなくなる(膨張すると痛い)というシーンから取りました。そのまんまですね。
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