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この記事は、2010年6月に体験しました、1泊2日・特濃京都旅行レポの第二部
第二部:「夜の学校からの脱出」に参加しました!
です。第一部を読んでいないかたは、そちらを読んでからのほうが楽しめるかと思います。それではいってみましょー!(≧▽≦)
今晩の宿にたどり着いた、修学旅行ご一行様。荷物を置き、携帯充電のために数少ないコンセントを奪い合うという小粋なサバイバルを繰り広げた我々ですが、ここで休んでいる暇はございません。
この旅、最大にして最強の目的、「夜の学校からの脱出」の公演時間が迫っているのです。
休憩もそこそこに、宿を出発。公演会場までは歩いて行ける距離のようです。夜のとばりが下りた京都の町を、我々修学旅行生は二列になって進んでいきます。雨が上がったとはいえ、濡れたアスファルトから立ち上る湿気はいまだ身体にまとわりつき、言いしれぬ圧迫感を覚えます。
次第に言葉少なになっていく参加者たち。そんな我々の前に、突如、巨大な火の鳥が現れます。
京都国際マンガミュージアム!
そう、我々はいまから、この夜の学校に閉じ込められ、そして、あらゆる英知を結集して脱出に挑むのです!!!
平時は「マンガミュージアム」ですので、内部はたくさんのマンガ本で溢れかえっております。しかし、今日はマンガなぞ読む暇はありません。制限時間内に、さまざまな謎を解き、脱出しなければ……。
だだっ広い「講堂」に集められた参加者。ざっとみたところ、100〜200人はゆうに居ますよ。ずいぶん大きなイベントになったなぁ……などと感慨にふけっていると、壇上に「リアル脱出ゲームのゲームマスター」こと加藤さんが登壇。そう、我々53人を東京から誘った張本人です!
会場が緊張感に支配される中、加藤さんは高らかに宣言します。
「みなさんはこの学校に閉じ込められました。謎を解かない限り、ここから出ることはできません」
続いてルール説明。
・制限時間は80分。
・地図の黄色い部分には入ってもOK。それ以外はNG。
・80分のタイムアップ時に、必ずこの講堂に戻っていること。戻っていなかったら失格。
――話を聞きながら、この時点で私、違和感を感じておりました。下りた緞帳 (どんちょう)の前で説明する加藤さん。なんで緞帳が下りてるんだろう……?緞帳を上げて、演説っぽくしたほうが雰囲気が出るのに……?何かあるのか……?
嫌な予感がしました
そんな私の思いなどお構いなしに、加藤さんの説明終了!
いよいよ脱出ゲームスタート!!
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