溢れる人波。そびえ立つビル群。週末の喧騒を突っ切って、一路待ち合わせ場所のハチ公前へ。土曜日ということもあって、大勢が待ち合わせの相手待ちをしている中、明らかに他とは雰囲気の違う人々を発見しました。一団は円陣を組むように立ち、思い思いのことを喋っている様子。
…彼らだ。間違いない。
オフ会に行ったことのある皆様は経験がおありでしょう。「コンパ待ち」「飲み会待ち」とは違い、「オフ会待ち」の人々は何故かその場所から浮きあがっているような、不思議な雰囲気を醸し出すものなのです。ましてやそのときの相手は、ネットに名だたる管理者の皆様。独特な雰囲気も目にしみるほど強烈であり、その禍禍しさは今にも円陣の中央から何かを召喚しそうな感さえありました。
――その時。以前お会いしたことのある小桃さんが私を発見!ターゲットに捕捉されたのです!一斉にこちらを見つめる20の瞳。
たたかう じゅもん どうぐ ⇒にげる
↑一瞬浮かんださ!「殺られる!いやむしろ犯られる!」って思ったさ!身の危険を感じたさ!でも多分逃げられないって感じたさ!だって彼らはボスキャラだもの!絶対に回り込まれるもの!意を決して歩み寄り、
「はじめまして。ワタナベです。」 ←いっぱいいっぱいの笑顔で!自分、これが限界ですっていう笑顔で!
ざっ。(後退音)
円陣、ちょっと広がる。
…ねえ、俺ってそんなに近寄りにくい(涙)?後で「ワタナベさん、近寄り難いオーラを出さないでください。」って言われたんですけど、あの、怖くないんで!ワタナベさんは全然怖くないんで!だから安心してよみんな!その後、
「ワタナベさん、本当にスクール水着を着たんですか?」 ←定番の質問
「あ、あれはネタですから!」 ←定番の受け答え
「ていうか、いま服の中に着てるしょ?」 ←定番の質問2
「いや、着てねえっすよ(笑)」 ←定番の受け答え2
「いや、胸に『1−3 ワタナベ』って書いたゼッケンを縫いつけてるんですよね?」 ←前例のない攻撃
ぐはあっ! ←大ダメージ
などという微笑ましいやり取りをしながら、一向は宴の場へ。
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