ろじぱら4thイベント
「非モテからの卒業」レポ(7)
番外編
今回のイベントは、
・9/18(日) 第1公演 第2公演
・9/19(月・祝) 第3公演 第4公演(最終公演)
という、二日がかりのイベントでした。
初日。いつもながら緊張やら何やらで、大疲弊した私。第二公演が終わり、客だしも終わり、反省会も終わり、ようやく後片付けを始めました。
ようやく初日が終了……。明日も朝から作業です。はやく帰らないと……。でも今回のイベント主催者として、各作業をチェックする必要があります。終電が厳しいスタッフは先に帰し、残りのスタッフでさまざまな物品の整理・整頓。
スタッフA:「ワタナベさん、今日はもう帰りなよー」
ワタナベ:「……いや、お気持ちはありがたいけど、最後まで見ていくよ」
スタッフB:「大丈夫!あとは私たちがちゃんとやっておくからさ!」
ワタナベ:「あ、うん、ありがとう。でも、俺が先に帰るわけにはいかないしさ」
スタッフC:「もう!心配せずに、私たちに任せてって!」
スタッフD:「そうそう、ワタナベさん、明日も司会があるんだからさ!」
スタッフE:「主催者が倒れたらシャレにならないでしょ!?あとは私たちがちゃんとやるから、先に帰って!ね!」
……お、
……お前らっ……!(T▽T)
嗚呼、なんということでしょう……!イベントを開催するにあたり、さまざま責任を私が背負い込んでいると思っていました……!苦しかった……!しかし、その苦労を他のスタッフに見せるのは恥ずかしいことだと思っていました……!
しかし!それは私の勝手な思い込みに過ぎなかったのです!もちろんみんなだって疲れている。みんな早く帰りたい。それでもなお、イベント全体の成功を考えて、司会の私を先に帰そうとする心遣い……!彼ら彼女らだって、一緒に責任を背負っていてくれたんです……!
私は、私は、なんて酷い勘違いをっ……!自分が恥ずかしい……!そして嬉しい……!こんなすばらしい仲間と一緒にイベントが出来ていることをっ……!
ワタナベ 「ご、
ごめんねぇええええええ!(T▽T)
じゃ、じゃあ、お言葉に甘えて、先に帰っちゃおうかなぁ!(T▽T)
ほんとごめんね、ありがとうね!(T▽T)」
幸せを噛みしめながら、自宅へと戻る私。
嗚呼、私は一人ではなかったんだ……
なんて思いやりのあるスタッフなんだ……(T▽T)
甘かったな
油断してたな
あいつらが、そんな生やさしい連中じゃないって、知ってたはずなのにな
私がほっこりしつつ帰宅していた、その頃。
会場近く、お台場の笑笑で、
先に帰ったはずのスタッフも含め、
私以外の全員が集まって密談していたことなど、私は知る由もなかったのです……

その8(終)へ続く。