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さあ、開場時刻も近づき、会場となる「ホールシアター」に入場です。
私どもは図体のでかいキャラが多いので、出入り口が混雑する前に入場するのがエチケットというものでしょう。そ、それぐらいの良識はあるんだからねっ!
SCRAP側とは、コスの可否問い合わせや、
「私たちは椅子に座れない系コスプレするから、会場で広い場所はありませんかゴルァ!(意訳)」
「バカどもは後ろのスペースで立っていやがれゴルァ!(意訳)」
といった事前調整をしていました。そのため、SCRAPサイドでは
「何 か が や っ て く る ら し い」
と、情報共有がなされていたらしく。そこに登場する
らーみえーる。
SCRAPスタッフのインカムでは
「ラミエル来ました!」
といった情報が飛んでいたそうです(出典:SCRAPのUst)。
開場と同時に入ったので、ほぼ最初の入場者でしたかね。居並ぶスタッフの横を通り抜けて、ホールへの廊下を歩いていると、立ちふさがるはSCRAPの社長こと加藤さん。
加藤さん「あの、すいません、常識のない方はご入場をお断りしてるんですが……」
我々「( ゚д゚)( ゚д゚) ちゃんと事前に断ったじゃん!そっちも『やって良い』って言ったじゃん!」
加藤さん「ああもう、あんたら面倒だからとっとと入ってください」
普通ね、脱出ゲームの会場入りしたら、まずパンフレットなどの配布物をチェックするよね。合図があるまで封筒は開けちゃいけないけど、封筒の外側にヒントがあったりするもんね。
ところが我々は、
我々を遠巻きに眺めるためだけにスタッフ参加した知人に、汚いものを見るような目で見られたり、
別のコスプレイヤーさんと写真を撮ったり、
ワンピースのアラバスタ編をやってみたり、と、何一つチェックする余裕がなほんと脱出できる気がまったくしない
あげくの果てに、SCRAP加藤さんが通りがかったので、とっ捕まえて、ドヤ顔で自慢ですよ。
「これ、外装にえらいお金が掛かってるんですよー!」
「うわっ!ほんまラミエルや……」
「しかもね、内部からラミエルの声が流れてるんですよ」
「ほんまや!声が聞こえる!」
「ただね、このラミエル、腕が外に出ないから、いっさい謎解きができないんです」
「( ゚д゚) 帰れ!お前ら何しに来とんねん!」
そんな感じで、流れるような罵声を浴びながら、あっという間に公演開始時刻!
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