トップページ
仕事
戯言
論理
日想
遊戯
読書
玩具
素材
外接
通信
「LogiEventSupporter(LES)」という、謎解きイベント・脱出ゲームを企画運営される方が使える「かもしれない」サービスを公開してみます。謎解きイベント以外にも、演劇やパーティ、送迎会や忘年会などにも使えるかもしれません。
厳密なデバッグ等は行っておりません!正常ルートのみのテストしかしておりませんので、ご利用は自己責任でお願いいたします。バグ等も「気が向いたら直すかもしれない」程度の意気込みですので、どうかご了承ください……。
LogiEventSupporterは、謎解きイベントのヒト・モノ・カネに関する管理表を自動生成することで、イベント稼動の軽減を目指すものです。
LogiEventSupporterへのリンク(Googleドライブ)
↑上記スプレッドシートを、ご自身のGoogleドライブにコピーしてお使いください。
Googleスプレッドシートですので、Googleアカウントがあればどなたでも無料でご利用できます。
具体的な操作方法は後述するとして、まずは本サービスの特徴について述べます。
1.物品準備表…モノの準備進捗や必要数を管理する表
2.物品配置表…物品を配置する場所・個数を示したチェックリスト
3.進行&回答表…イベントの流れと回答集
4.スタッフ配置表…どの場所にどのスタッフを置くかの表
それぞれについて説明します。
物品準備表は、イベントに必要なモノの購入、デザイン等の進捗管理をサポートするものです。
物品について、
「会場にテーブルが5個あり、テーブルごとにエンピツが3本あり…」
といった入れ子構造に対応しています。公演ごとの使い捨てか、再利用か、といった選択も可能です。これにより、事前に用意すべき数が把握できます。全体の経費算出も可能です。
担当者や進捗も記載できます。また当該物品名のAmazonサーチリンクも張られるため、物品購入が容易になります。(※アフィ入っています!)
イベント時、モノをどこにいくつ置くか、の一覧表です。チェックリスト代わりになりますので、モノの抜け漏れ(バグ)防止に活用できます。
例えばテーブルは20式あり、テーブルの上にはえんぴつが3本、消しゴムが1個、封筒が1枚、木箱が1つあり、封筒の中には問題A用紙、問題B用紙、問題C用紙、解答用紙がそれぞれ1枚ずつ入っている…といったことが確認できます。
モノや情報がプレイヤーにどう提示されるのか、時系列ごとにまとめた表です。イベントの流れや謎ごとの回答が把握できますので、当日スタッフへの説明が容易になります。
公演ごと、場所ごとに誰を配置するかを管理する表です。リストからスタッフ名を選択できます。
LogiEventSupporterへのリンク(Googleドライブ)
↑上記スプレッドシートを、ご自身のGoogleドライブにコピーしてお使いください。
まず、公演情報を入力します。[公演情報]シートを開き、情報を入力してください。
大事なのは「公演回数」のみです。「公演回数」は「公演名」以下に何行記載があるかで自動判定しています。
ですので、現時点で詳細が不明な場合は、「公演名」のみ、公演回数分、適当に記載してください(第一公演、第二公演……といった具合に)。
あとで修正も可能です。修正した場合、各種情報は自動的に更新されます。
最後に[ベースライン表]です。この表が一番大事です。ここにイベントの内容を記載してきます。
今回、イベント例として、以下のような謎解きイベントの例を記載しています。
【モノの配置】
【イベントの流れ】
まず、モノの配置を、ベースライン表の物品情報枠に書き込みます。1行につき1情報を記載します。物品名はできるだけ詳細に記載したほうが、後々の効率化になります。また物品名は後ほど変更が可能です。
物品に包含関係がある場合、一列右にずらして書き込んでください。たとえば、テーブルの上にはえんぴつ、けしごむ、封筒がある場合、テーブル(B列)から1列右の枠(C列)にえんぴつ、けしごむ、封筒を記載します。また、封筒(C列)の中に問題A用紙がある……場合は、さらに一行右(D列)に記載してください。
また、謎やヒントなどの情報は、「情報」と「紙」に分離し、「情報は紙に包含されている」と解釈し記載してください。問題A用紙に、問題A情報があり、合言葉は、合言葉の紙に書かれている…という記載です。また、謎の答えも、解答用紙に包含されていると解釈して記載します。
最後に、行ごとにその物品の「種別」を選択します。その物品は「場所」「物」「人」「情報」のどれなのか、を選択してください。選択すると物品名が色で染められます。
例だと、PA席、テーブル、小部屋入り口…が単独で記載されていますが、例えば「会場」という大きな場所があり、「会場」に「PA席、テーブル、…」が包含されている、という記載方法も可能です。また合言葉の紙は3桁錠に包含されるよう記載していますが、木箱と3桁錠を同一列に記載し、木箱が合言葉の紙を包含している、という書き方も可能です。そのあたりは柔軟に記載できます。
物品情報を記載したら、つぎにトリガーを記載します。ここでは左から右に、時系列順に記載します。また「〇」「+」の、二種類の記号を利用します。
例で説明しましょう。
G列をご覧ください。(初期状態)、つまり入場から開演前までの状態です。PA席、テーブル、小部屋はすでにあり、音響担当、説明用PCも存在し、テーブルの上にはえんぴつ、けしごむ、封筒があります。
ただし、封筒の中身はまだ見えません(使えません)。
H列は前説です。開演し、司会がゲームのルールを説明します。ここで客は、「司会」と「ルール説明情報」を目にします(〇)。
I列、いよいよゲーム開始です。合図とともに封筒が開けられます。ここで客は、問題A、問題B、問題C、解答用紙を目にします。(〇)。
J列。客は、問題Aを使い(+)、問題Aの答えを創出(〇)します。
K列。客は、問題Bを使い(+)、問題Bの答えを創出(〇)します。
L列。客は、問題Cを使い(+)、問題Cの答えを創出(〇)します。
M列。客は、問題A、B、Cの答えを使い(+)、3桁錠の番号351を導きます(〇)。
N列。3桁錠の番号351と、3桁錠を使い(+)、合言葉の紙と合言葉を見つけます(〇)。
O列。合言葉を門番に使うと(+)、小部屋の中に入れるようになり、ゴールのパネルを発見(〇)します。
このように記載していきます。トリガーは「開演」「前説」など記載してもいいですし、「開始30分」といった目安でもいいですし、なにも書かなくてもかまいません。
あとは各表の生成です。上部右側の「追加機能」を選択し、それぞれの表を作成してください。上から順に生成していくのがオススメです。すでにそのシートがある場合は生成できませんので、シートを消すか、リネームしておいてから実行してください。
また、物品配置表に限り、ベースライン表のほかに物品準備表があらかじめ存在している必要があります。
生成される表はすべて公演情報、リスト項目、ベースライン表へリンクが張られています。ですのでベースライン表の項目名を修正すれば、すべての表の項目が修正されるようになっています。
それぞれの表の説明は、前へ戻ってご確認ください。あとはスタッフ間で共有するもよし、印刷して会場に持っていくもよし、Excelでエクスポートして加工するもよし、です!みなさまのイベントが効率化されることを願っております!
メニュー |
submenu |
|
PR |
|