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2011.10.11

 「人生で一度はやりたいことリスト」

 …を作るとしたら、みなさんは何を列挙しますでしょうか。エベレスト登頂。宇宙旅行。美食。まあいろいろありますよね。

 私なんかは、やりたいことを100個並べると、だいたい3割は公序良俗に反すること半分はエロいことになってしまうわけですが、そんななかでも「まともな」やりたいことのひとつ。

 スカイダイビング。

 先日行った、スカイダイビングのお話です。

 ◇

 数ヶ月前。

 「スカイダイビングしませんか?」

 というお誘いメールをもらったときは、そりゃ躊躇しましたよ。

 まず価格。3万円。安くはない。いやごめんなさいカッコつけました高いです。3万円高いです!松屋のうまとまハンバーグ定食が51食、うち6食は納豆をつけて食べられるほどの金額!
 
 そして恐怖。だって落ちるんだよ?!ふつーに飛行機から落ちるんだよ!?怖いよ!Σ( ̄◇ ̄;

 しかし!そう、私はいつか「スカイダイビング」をやってみたかった……!ここでやらなければ、一生やらないかもしれない…!そしてダイビング決行日はろじぱら4thイベントの一週間後。最悪パラシュートが開かなくても大きな影響はないであろう!

 さまざまな思慮が渦巻いた結果、申し込んでしまったのです!申し込んだくせに、「天候不良の場合はキャンセル」という状況を密かに期待したりしつつ、4thイベントが近づき、もうダイビングとかそんなこと完全に忘れてめいっぱい動いて、働いて、イベントが終わって。

 (≧▽≦)あー終わったなー!と思って。


 そりゃダイビングの日がやってくるよね


 しかも天気はまずまずだから決行だよね




 続く。

2011.10.12

 その1の続き!

 スカイダイビングしてきました!その2!

 ◇

 いよいよダイビング当日。

 参加メンバーは8人。この中に可愛い女性でもいれば、危機的状況を共有したことにより恋愛感情が芽生えたりもするんでしょうが、揃いも揃って男性が8人です本当にありがとうございます。いまならパラシュートなしでもダイブできる。


 一行は、飛行場がある桶川に集合。「遺言は書いたか?」「ハードディスク消去するの忘れた!」などと軽口を叩きつつ、バスおよびダイビングクラブの車でドロップゾーンまで移動します。上空は曇り、雨は降っていないものの、天気が良いとはいいがたい状況。



 ドロップゾーンまで到着した我々を迎えたのは、だだっ広い河川敷!着替え等をするバラック!飛行機!そして




 ぽとぽと落ちてくる人たち!すげええええええ!本当に落ちてる!!豆粒のような人が、飛行機からぱらぱらと落ちてきます。

 私たちのダイビングは14時から――の予定が、天候不順のため、我々より前の回のがぜんぜん終わっていない、とのこと。少なくともあと1時間半はかかる、と。



 なーんもない河川敷。
 コンビニすらない河川敷。
 さあどうやって時間を潰すか!!



 結果、本気で鬼ごっこする30歳前後の男性8人。エロ俳句を詠む30歳前後の男性8人。いまならパラシュートなしで(以下略



 結局、我々の回は2時間おしの16時。ところが夕方になると、あれほど曇っていた空が晴れてきたのです。そこに差し込む夕日。すごい!これは美しい!この空から地上を眺めたら、きっと美しいに違いない!!(≧▽≦)





 というわけでフライト時間も迫り、いよいよ準備です!


 続く。

2011.10.13

 100円ショップでカゴを買おうとレジに並び、精算したあと

 「あ、スポンジ買うのを忘れてた」

 とスポンジを手に取り、またレジに並び、精算したあと

 「そういうえば封筒も買わなきゃ」

 と封筒を探し、またまたレジに並び、精算した後に、ふと横にある乾電池が目にとまり

 「……単三電池、なかったなぁ……」



 こういったルーチンを5回ほど繰り返した男がこちらになります。こんにちは老化!(洗濯ばさみも買い直しながら)

2011.10.14

 ローソンで正月のおせち予約が始まっていたことにも驚きましたが、

 最高級「3万円」おせちがすでに完売していることを知り、

 ぢっと手をみる(手の中には398円の弁当)


 スカイダイビングの続きをとっとと終わらせたいのですが、写真の顔部分にマスクをするソフトがいまだインストールされていないため、加工できずに停滞しております。顔部分以外にもマスクしなければならないような写真だったらよかったのにね!(※ダイビングしたのは男8人)


 というわけで、今日の「これは私じゃない」記事はこちら!

 「スク水着て学校行ったら人生オワタ」




 ぜんぜん笑えないんですが

2011.10.15

 蓋についたヨーグルトを舐めなくなったとき、私は大人になったんだなぁと深く思いました。本日の更新はお休みさせていただきます。(意訳:超酔った)

2011.10.16

 その1 その2 の続き!

 スカイダイビングしてきました!その3!

 ◇

 フライトの16時が迫り、いよいよ準備です!

 スカイダイビングの衣装というと、ごっついツナギみたいイメージがありますよね。上空数千メートルからの落下にも耐えうる丈夫な衣装!さあ着替えさせて!私を大気から守るがいいさ!

 「あ、いまの時期だと、上空は-3℃ぐらいだから、そのままの格好でいいですよー」


普段着のままいろいろ装着


 普段着にハーネス的なものを装着。「着地のときに汚れるから」と、下だけジャージを重ね穿き。
 こんなときにまさかのフランク感、醸し出しちゃってる。
 これでいいの!?
 なんかちょっと不安なんですけど!


 今回我々がやるのは「タンデムジャンプ」というもの。私の背中とダイビングインストラクターがお腹を密着させて固定し、インストラクターにだっこされる体制になります。パラシュートの操作などは、ぜんぶ背中にいるインストラクターが行います。つまり、私の命はインストラクター次第…!信頼感が試されているっ…!

 ふと仲間を見ると、一緒に飛ぶインストラクターと綿密な練習をしています。

 「飛んだらあごを上げ、身体を反らせてくださいねー」「足は私のほうへ曲げていいですからねー」「しばらく落下したら、肩を叩きます。そうしたら手を広げてくださいねー」


練習をする仲間たち



 私のインストラクター:
 「じゃあ、そろそろ飛行機に乗りましょうか」



 ( ゚д゚) 私の練習はー!?

 ( ゚д゚) なんか不安なんですけどー!?



 いよいよ我々とインストラクターは飛行機に乗り込みます。飛行機といっても超小型セスナ、内装はむき出し、扉はシャッターですよ!シャッターって!ねぇ!


 さまざまな不安とワクワクを抱えながら、いよいよ茜色に染まる上空へ!行ったらあああああああああああああああ!!щ(゚д゚щ)



 続く!

2011.10.17

 仕事しまくって、さんざん疲弊して、ああ、今日はスライムベスにすら負けるな……僅差で負けるな…と思って、ふと、

 スライムベスの「ベス」って、何?

 スライムに対して、スライムベスのほうがちょっとだけ強いですよね。つまりベスとは「ちょっと強い」という意味?でも他のRPGでは「ベス」キャラクターはいない。ゴブリンベスとか、スケルトンベスとか、いない。

 ベスって、何?

 ベスって、強いの?

 ワタナベベスだとちょっと強いの?

 股間がちょっと元気なの?

 ワタナベベスからスライム的なものがあふれ出てくるの?

 「宮迫ベス!」ってリズムをつけて言うべきなの?

 ♪痛くなったらすぐセベス なの?

 寝る前にマスターベスションなの?



 スライムベスというより、世間からはぐれメタルなワタナベベスがお送りいたしました。ベス!

2011.10.18

 幼女 幼女 幼女
 幼女 幼女 幼女
 (ロート製薬のCMソングっぽく)


 スライムベスの「ベス」とは、雌性体につける呼称だそうですよ!だからきっと

 ・エリザ → エリザベス

 ・ト電器 → ベスト電器

 みたいな種類の活用もあるんでしょうね。きっとこの世界のどこかには、ベスト電器よりちょっとだけ青くて弱い「ト電器」があるに違いない……。

2011.10.19

 歯医者で椅子に座ったところ、頭を支える部分が妙に低くて。
 
 助手:「ちょっと椅子を高くしますねー」


 ……( ゚д゚)私の前に座っていたのは女性だった、ということだな!

 的な。



 歯医者で口の中をいじられるとき、
 
 助手:「辛かったら手をあげてくださいねー」

 ってときにすぐ手を挙げて、

 「あなたの優しさが……辛いです……」

 的な。

2011.10.20

 その1 その2 その3の続き!

 スカイダイビングしてきました!その4(終)!

 ◇

 (※機内へカメラ・携帯電話を持ち込むことは禁止されていたため、写真はございません。想像でお楽しみください)

 夕焼けに染まる空の中、飛行機はぐんぐんと上昇していきます。振動とともに地面はどんどん遠くなり、さっきまでいた建物は見えなくなり、GoogleMapの航空図のように遠くなっていきます。

 逆に雲は近づき、赤く染め上げられた雲海が真横に見えます。まさに神秘的。あの中にラピュタがあるといわれたら信じるレベル。そんな幻想的な風景のなか、


 どんどん無言になっていく我々


 いや怯えるわ!ここから飛ぶってどういうことだよ!上空に昇るにつれ、手足が冷たくなってきたのは気温のせいなのかなー!?そうなのかなー!

 そして、とうとう目標高度まで到達!上空3,000m近辺です!雲が真横に見えるよ−!( ゚д゚)

 このあたりでインストラクターが、自分の身体と私の身体を結びはじめます。タンデムジャンプって、インストラクターとがっちりくっつくイメージ、あるじゃないですか。

 わりと固定しない。

 ワンポイントでぱち、ぱち、と結ぶだけ。

 ( ゚д゚)えー!もっと束縛してよ!じゃないと私、他の男に逃げ


 インストラクター「それではダイビングはじめます」


 飛行機のシャッターを開けると、そこは、


 空。


 地面もなーんにもない、空。


 飛行機から飛び込み台的なものがちょっとだけせり出していて、あとはなーんにもない!

 想像してたよりも何もないよ!飛ぶの!?こっから飛ぶの?

 躊躇する間もなく、一人目が飛ぶことに。順番的に私は一番最後!最初に飛ぶ人、完全に顔がひきつってます!そりゃひきつるよ!頑張ってー!


 スッ(落下)


 Σ( ̄◇ ̄; 落ちたー!音もなく「ふっ」と消えたー!

 驚く間もなく、同乗者は次々と飛行機から降りて、いやインストラクターに落とされていきます。後ろにいるインストラクターが私たちを抱えたまま、ずりずりと外へと押し出て行くので、我々の意志はいっさい関係ないのです。どんどん落ちていって、いよいよ私の番!

 「それじゃいきますよー」

 ……といいながら、私を抱え込んでずりずりと入り口へ迫るインストラクター。あああああ!ちょっと心の準備が!まだ準備が!

 「では私が入り口に立ちますので、身体を外にだして、私に宙ぶらりんになっちゃってください」


 ひいいいいいいいいいい(大空に宙ぶらりん)

 「はい、顎をあげてー」


 ああ……そらが凄く綺麗だなぁ…


 スッ(落下)




 うわああああああああああああああ……

 
 あああ…あ…

 
 ( ゚д゚)浮いてるー!!!
 
 怖かったのはほんの1〜2秒。落下速度と空気抵抗が一致して、空中に浮いている感じになるんです!空中にとどまったまま、下から扇風機で強風を当てられている感じ。浮いてる!浮いてるうううう!これがスカイダイビングかー!!!すげー!(≧▽≦)

 浮いていたのは数秒か、数十秒か。しばらく落下したあと、後ろにいるインストラクターの操作でパラシュート・オープン!自由落下からパラシュート落下へ移行!


 インストラクター「はい、じゃあちょっと緩めますね」

 カチャカチャカチャ(繋がってる部分を外している)

 ( ゚д゚) ちょっと何してんのー!

 あろうことか、パラシュートで落下しながら、二人をつなぎ止めている絆を緩め始めたのです!いやちょっと待って−!!緩いから!このハーネス緩いから!小学1年生のランドセルか、ってぐらい緩いから!

 「いまはちょっと緩いですけど、お子様は成長しますからねー」

 じゃないから!


 ……などとあわあわして、パラシュートから身体がおっこちないようにじたばたしていたら、




 地面に到着!

 私は帰ってきたぞー!!(≧▽≦)


 そんなわけでね、まー面白い体験でした!(≧▽≦)たしかに高い!そしてちょっと怖い!だけど、一生に一度はやっておいて損はない体験なんじゃないかなーと!
 
 その後、無事帰還した祝いとして、男8人で飲みましたとさ!愉しかった!ありがとー!(≧▽≦)

 






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