よりもい聖地巡礼(南極)

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アイチョー島上陸から一夜明けて、朝。

 

前日の夜に初上陸の祝杯をあげ、フレンチ(無料)と美酒(無料)を堪能し、ベッドでペンギンの夢を見ている間にも、船は南極海を進んで次なる観光地へ向かっています。

朝、起きたら、そこは別の南極。ほんとクルーズ船って最高だな!!なんか、もう、住みたい!!

このあたりから、流氷が増えてきました。青色が本当にきれい!!南極感、グイグイきてます!!

 

 

現地時間で1月30日。旅行行程表では、実は今日からが南極観光1日目となっています。

じゃあ、昨日のアイチョー島は何だったの?というと、

 

・世界一荒れる海ことドレーク海峡が荒れなかった

・予定より半日早く南極に着いた

じゃあアイチョー島の観光をねじ込もう

 

……という、突発的かつ柔軟性にあふれたエクスペディション・チームの努力の賜物だったのです。ラッキーにも程がある!ありがとう南極!!ありがとうドレーク海峡!

まあ逆に、悪天候などで上陸回数が減ったり、上陸できないポイントが出てしまうことは、事前に2億回ぐらい言い聞かされます。この旅、不確定要素が多いんです。

つまり南極観光とは、海況・天気・上陸地など、毎日壮大なガチャを引き続ける旅なのです……!まったく課金のし甲斐があるぜ!!みんな!いまのうちに善行を積んでおこうな!

 

そんなわけで、南極圏「1日目」午前、ネコハーバーに接近です!

 

南極圏1日目 午前 ネコハーバー上陸

ネコハーバー(NEKO HARBOUR)

南極のエレラシ海峡を11km南に下った、アンドヴォー湾の東端に位置する。1897年、ベルギー南極探検隊のジェルラシによって発見された。 この付近で広く活動していたノルウェーの捕鯨母船「ネコ号」に因んで名付けられた。ジェンツーペンギンの営巣地であり、氷河の崩落が良く見られる場所でもある。

 

そしてここが、南極大陸の初上陸地となります!

「あらあら、前日のアイチョー島でも『初上陸だー!』って大はしゃぎしてたじゃないの。ワタナベさん、ボケてきたのかな?冗談は顔と生え際だけにしなさいよ?」

とお思いの読者も多いことでしょう。えっそんな酷いこと思ってたの!?顔は関係ないじゃない!!止めてよ!!!(生え際は否定しない)

これはですね、

アイチョー島は「南極圏にある島」

ネコハーバーは「南極大陸」

つまり、世界六大陸の一つである南極大陸への初上陸は、ここ「ネコハーバー」となるのです。こういうのは何度でもはしゃいで良いじゃない!!何度でもざまあみて良いじゃない!!

というわけで、前回と同じく、クルーズ船からゾディアックボートに乗り込み、

 

ネコハーバーの上陸地点に接岸!

 

そしてボートから降りて、上陸!!!

 

せーの、

ざまあみろー!!!(≧▽≦)

  

うん、やっぱり、例外なく、ペンギン臭さがすごい。

 

ネコハーバーの景色

南極大陸上陸の感動を噛みしめる暇もなく、いきなりペンギンさんが大接近!

近い近い近い!可愛い!可愛い!!!!(≧▽≦)

動画

 

 

そして見てください、この景色!

 

昨日のアイチョー島は泥と苔にペンギン特盛、という感じでしたが、ここネコハーバーは雪・氷河・少しペンギン、という感じ!我々のイメージする南極に近い風景に大興奮ですよ!

「よりもい聖地にきた写真を撮るのは、ここしかない!」

というわけで、日本から持ってきた『よりもいジャージ』を着て記念撮影!撮影!撮影!

 

Twitterに投稿したこの写真は、ネコハーバーで撮影したものです!撮影中、ツアーの人に「それ、わざわざ着てきたんですか……?」と、憐みの目で言われましたけどね!いいの!このために南極まで来たんだから!はしゃいだ方が楽しいし!

ちなみツアー客の中には、ペンギンのかぶり物(コスプレ)で撮影している人もいて、すごく楽しそうでしたよ!いいよいいよ!ノッていこうぜ!この南極という世界によ!!

 

ネコハーバーの高台

ネコハーバー、高台があり、湾を見下ろす場所で記念撮影ができるとのこと!希望者は高台へ向けて登山だ!!そりゃ登るでしょ!

登っている動画がありますので、雰囲気を掴んでいただければ幸いです!

ネコハーバー(NEKO HARBOR)を歩く動画

 

 

ザッザッザッ(雪を踏みしめて登る)

高台までは、そこそこの距離があります。

 

ザッザッザッ(雪をかき分けて登る)

 

ザッザッザッ(まだまだ登る)

 

(゚Д゚)暑いわー!!!!

南極=寒い、と思うじゃないですか。しかしこの時期、南半球は夏。南極でも沿岸部は0℃前後だったりします。同時期、東京は雪が降っていたそうで、たぶん東京のほうが寒かった。

さらに我々は「パルカ」という、ブリザガぐらいなら0ダメージにできる防寒具を着用しており、その状態で登山。

(゚Д゚)暑いわー!!

まさか南極で、汗の心配をすることになるとは。そりゃ脱ぎたくなりますわ!胸元を開けたり、パルカを脱いだりして、高台を目指します。

 

――この時脱いだのが、後々の悲劇につながるとは、いったい誰が予測できたでしょうか……(伏線)

 

 

高台到着

そして高台に到着!記念撮影!いえーい!!まったく景色がすばらしい!南極感がある!!

  

 

ペンギン

待たせたな!

可愛さしかないペンギン画像の時間だ!

ネコハーバーのペンギンは、比較的コロニーで固まっていました。 コロニーでは、岩を集めて巣を作り、そこで子育てをしていて、これがまぁ可愛いこと可愛いこと!!

 

この島は雪が積もっているので、ペンギンの通り道――ペンギン・ハイウェイ――がはっきり分かりますね!人間は、ここを踏まないようにして移動します。

 

しかし、ペンギンさんは、我々が歩いている道ことニンゲン・ハイウェイをおかまいなしに横切っていきます。可愛い!可愛い!!!

ネコハーバー(NEKO HARBOR)を歩く動画

 

この足音、そしてコケるところ!

可愛すぎるわー!!!(≧▽≦)

ペタペタという足音が聞こえてくるぐらい、ペンギンさんお近づきになられます!こんな下々の者にまで近づいてくださる……ペンギン様の優しさに涙が止まりやっぱ臭いなー!におうなー!!

 

帰還、そして惨劇

たっぷりと氷河・ペンギンを堪能し、意気揚々とクルーズ船に帰還!パルカを脱いで、あー楽しか

 

……なんか臭くね??

 

嗅ぎまわってみると、自分の服が臭い!というか、中に来ていたセーターが(゚Д゚)臭ええええええええええ!!!!

……そう、ネコハーバーで服を脱いだとき、中に来ていたセーターが外気にふれ、それでペンギン臭に汚染されてしまったのです。空気にさらしただけで、こんなに臭くなる???ってレベルで臭い。

結局、一度外にさらしたセーターは、ファブリーズしようが干そうが、二度と着られないぐらいに汚染されました。みんな!南極でセーターを着るときは注意してくれよな!

 

その20へ続く。

 

よりもい聖地巡礼(南極)

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※注意…今回の更新には、可愛くて愛くるしくてフワッフワの生き物が多数登場します。何か手近にあるフワフワなものをモフりながらご覧ください。

 

さあ、下準備を整え、いよいよアイチョー島に向かいます。

  

クルーズ船から上陸用のゾディアックボートに乗り込み、

 

出発!

振り返ると、いままで乗っていたクルーズ船がどんどん遠くなっていきます。


動画

 

そして近づくアイチョー島の上陸ポイント!

 

いよいよ上陸だ!!(≧▽≦)

ペンギン、何羽いるのかなぁ?!(≧▽≦)

ペンギン、たくさんいるといいなぁ!(≧▽≦)

ペンギ

 

 

 

 

あの岩肌に見える点々、ぜんぶペンギンじゃね??

 

 

 

 

あと、なんか臭くね??

 

第一上陸地点:アイチョー島

ようやく上陸のときがやってきました。

上陸したとき、絶対に言ってやろう、と心に決めていた言葉があります。

よりもいをご覧の皆様ならば、もちろん想像がつくでしょう。

  

 宇宙よりも遠い場所 STAGE9

 

南極初上陸のとき、報瀬が絶叫した「ざまあみろ!」

いままでバカにしてきた連中に、鼻で笑ってきた連中に、裏切ってきた連中に。南極に行けるなんて信じなかった周囲に、「私は南極に着いた!ざまあみろ!」と勝ち誇る、よりもい屈指の名シーンです。

ていうか、このシーンを見るたびに泣いてるから私。ほんと見て!よりもい、いいアニメだから見て!!!お願い!!

一方、私は南極に行くことを誰かに否定されたことはありません。報瀬のように周囲に嘲笑されることも、困難にぶちあったこともありません。

しかし。それでも、この上陸にいたるまでの1年間の流れを思うと、上陸最初の言葉は「ざまあみろ」しか浮かばないのです。

 

上陸!

ゾディアックボートが接岸しました。

 

前方に乗っている人から上陸していきます。

 

いよいよ私の番です。

ゴムボートの前方に移動し、

 

ボートの側面に座り、尻を中心に回転して、足を外側に向けます。

 

そして、足を、南極の大地に――

 

 

 

 

着いた

 

 

 

 

おおおおおお……… 

 

 

 

着いた

 

着いた

 

南極に

 

着いたあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!(≧▽≦)

 

やったぞー!!(≧▽≦)

俺はついに着いたぞー!!!!(≧▽≦)

ざまあみろ!

ざまあみろ!

ざまあみ(゚Д゚)臭ぇえええええええええ!!!!!

なんかこの島、臭いー!!!

 

アイチョー島(南緯62度25分 西経59度45分)

アイチョー島

かつては英国の水路部(Hydrographic Office)の頭文字をとり、H・Oと呼ばれていたらしい。その後、発音が同じAithoと名付けられた。全長1.5km、標高70mの小さな島。
ジェンツーペンギン・ヒゲペンギンが営巣している。

 

まずは上陸記念に、船で書いた上陸イラストを掲げて撮影!イラストが下手なのは気にするな!なんかもう、そういう奴なんだ!

  

興奮冷めやらぬまま、改めて島を見渡します。みなさんにも雰囲気が伝わるよう、南極アイチョー島360°画像です!さあ唸れ、このために購入したInsta360 ONE X!!

 

 

南極だけど土が見えてる

南極=見渡す限り氷の大地!そしてペンギン!

……という想像だったのですが、アイチョー島は土がしっかりと見えており、苔も生えていました。

それもそのはず、この島は南極圏でも比較的北に位置しており、南極にしては温暖なのです。

また、ペンギン=氷の上、というイメージもありますが、実際は違うそうです。

コウテイペンギンは別ですが、ジェンツーペンギンやアデリーペンギンは、土の上で営巣するそうです。なので、アイチョー島のような島に集まる、とのこと。

 

ペンギン、多い

そして、ペンギン、めちゃくちゃたくさんいます。水どう風に言うと「発注ミスかな?」ってぐらいいるな!全然レア感ないな!!

 

ペンギンの種別ごとにコロニーを作り、そこで営巣しています。そこを中心に、みんな自由に歩き回ってるな!!ほんと自由だな!

ペンギンのコロニー

 

ペンギン、臭すぎ

ペンギン、臭い。

信じがたいぐらい臭い。

あまりにも臭くて、ときおり、呼吸が困難になるぐらい臭い。

帰国後、会う人会う人に「ペンギンが臭いって、どういう臭さ?」と問われました。端的に言うと「鳥の糞のにおい」なんですけど、より想像しやすく言うならば、

「掃除していないニワトリ小屋の匂い」

です! 5年ぐらい 掃除してないほうの小屋ね!それが島中を覆っている!

 

ペンギン、可愛すぎ

臭いのを差し引いても、

 

ペンギン可愛いー!!(≧▽≦)

可愛い!この世のキュートがすべて凝縮されている!特に、ジェンツーペンギンの雛が可愛すぎる!なにこれ??全人類から愛されることが宿命付けられた存在???

サンプル動画

 

サンプル動画

 

おかわー!!!!!(≧▽≦)

 

以前お伝えしたとおり、南極のルールで、ペンギンからは5m以上離れなければなりません。なので、離れてるんですよ?我々はガイドに従い、ペンギンから離れてるんですよ??

ペンギン、あっちから寄ってきます

こうやって、ペンギンを見てるじゃないですか。

 

あっ、すげぇ寄ってきた

 

近い近い近い!!近す

(゚Д゚)集団で寄ってきたー!

 

こんな感じでね、ペンギン先輩、フレンドリーが過ぎる。こっちは遠慮してるのにペタペタ寄ってきて、逆にこちらが(゚Д゚)近い近い近い!!って腰が引けるぐらいに寄ってくる!

サンプル動画

 

もうね、ずーっと写真撮ってた。いままで人生で撮影した枚数、この島だけで超えたんじゃないかってぐらい、ずーっと写真を撮ってた。

悪天候にもかかわらず、 1時間強の滞在時間はあっという間に過ぎ、 気が付いたら帰船時間になってました。もう!?もう帰らなきゃならないの!?もっと愛でさせてよ!!この臭くて可愛い存在を!!

 

帰還

海岸で靴底についた泥などをブラシで落とし、ゾディアックボートに乗ってクルーズ船に帰還!

行くときと同じように、靴底を消毒し、カードをスキャンして、ロビーに戻ります。

バンドの生演奏を聞きながら、冷えた身体をホットココアで温め、マカロンをつまむ私達。このあたりの贅沢感がたまらない!

 

こうして、我々の南極初上陸は、無事成功したのです。

この時の私は、こう思ってました。

 

 

 

この時点で、旅行代金の元は取ったわ、と。

南極、素晴らしすぎるわ、と。

 

 

その19へ続く。

よりもい聖地巡礼(南極)

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南極の陸地

最果ての町・ウシュアイアを出港して1日半。

荒れ狂う(はずだったのに平穏だった)ドレーク海峡を進み、最初の氷山に遭遇しながら、南極へ向かって南下をし続けたクルーズ船。

ドレーク海峡をほぼ最短時間で突破した我々の目の前に、ようやく、ようやく、島影が見えてきました!!予定より半日も早い到着です!

 

夢にまで見た、南極の陸地だー!!!(≧▽≦)

 

ここがアイチョー島(バリエントス島)!

我々の南極初上陸地点になります!

 

初上陸祝いは賑やかに

最初の上陸ということで、クルーズ船内は軽いお祭り騒ぎ。初上陸時に、各々が自由に描いた紙を掲げ、記念写真を撮ってくれるというイベントがあるそうです。

いつもであれば、「はいはいインスタ勢インスタ勢」と斜に構えてしまうワタナベですが、今回ばかりはノリノリで参加ですよ!楽しげなことには全部乗っかっていかないとね!浮かれようぜ!!全力でな!!

 

白紙を前に、サインペンを握り、私自身の「南極への想い」を考えます。

 

まずは、ここまで旅する原動力となった、「よりもい」のことは書くべきでしょう。さらに、本人も忘れつつあるけど、この旅行はろじぱら20周年の区切りでもあります。

よし、ペンギンと、ろじぱらキノコを描こうじゃないか!

20年という年月を共に歩んできたろじぱらキノコ!それを南極で高らかに掲げようではないか! 

それこそが、私の南極に対する想いだ!!!!

ろじぱらキノコ
描こうとしたキノコ
描いた結果(悲しい現実)

 

20年見てるのに、絵の下手さがとんでもない

 

画伯が過ぎる絵を描き終え、いよいよ上陸開始です!

アイチョー島 上陸開始

防寒具であるパルカを着込み、GoPro7Insta360を体に取り付けます。ゾディアックボートに乗り降りする際、両手が空いている状態にしなければなりませんよ!

パルカを着込んだ様子

ロビーまで行き、そこで支給された長靴に履き替えます。

こんなプレートもあったので、記念撮影しておけばいいじゃない!

 

ゾディアックボートの乗船場に向かいます!

 

ゾディアックボート乗り降り時、一人ひとりが持っているカードのバーコードをスキャンします。おそらく船外にいる人を把握するためでしょうね!南極で置き去りにされたまま出港されたくないもんね!

 

前回の更新でも書いたように、消毒液のプールを歩き、靴底を消毒します。

 

そして、いよいよゾディアックボートに乗り込みます!さあ上陸地点へ出発です!ペンギン見られるといいな!何羽いるのかな!(※前振りです)

 

その18へ続く。