日記

 

「扶養届、該当する人は出してくださーい!」

 

日記

毎日通勤するとき、S駅で乗り換えをしています。

S駅はかなり大きいので、乗降人数も多く、ホームはいつも大混雑です。

 

ある日。S駅で降りて、ホームを移動しているときのことです。

ニット帽の男性が、ベンチに座ってうずくまっているのが見えました。

(あらあら、昨日飲みすぎたのかな?)

早朝、だるそうに座ったまま動かないサラリーマン、そんなに珍しくありません。

そのニット帽の男性も、そういう方なんだろうなぁ、と思いました。

その時は。

 

ところが。

その日から毎日毎日、そのニット帽の男性を見かけるになりました。

決まって同じベンチに座り、同じポーズのまま突っ伏しているんです。

 

1日2日ならば、偶然会っただけかもしれません。

しかし、これが一週間も続くとなると、いよいよ信じられなくなってきました。

さらに、気温は平年より高い日々が続きます。

それなのに、ニット帽をかぶっている。

 

これは何だ?

あの方は何をしてるんだ?

 

いよいよ我慢できなくなって、とうとう、その男性に聞いてみたんです。

「あの、お加減はどうなさいましたか?」

するとそのニット帽の男性は、こちらを見て…

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よりもい聖地巡礼(南極)

その1から読みたい方はこちら←

 

2日目の午後は、南極海をぐーっと南下して、ウクライナの南極観測基地「ベルナツキー基地」へ上陸です!

 

ベルナツキー基地上陸

ベルナツキー基地(Vernadsky Research Base)

ウクライナの南極観測基地。南極半島の北西、ガリンデズ島にある。位置は西経64度15分、南緯65度14分。
1947年にイギリスが観測基地を設営し、破棄するところをウクライナが1ポンドで購入した。オゾンホールを発見するなど、様々な科学的成果を挙げている。

 

「〇〇さんなら、マイホームなんてポケットマネーで買えるでしょ?」

という、平安時代から使い古されてきたネタがありますが、南極の基地なら1ポンドで買えたのです!これなら私でもポケットマネーで買える!(でも来れない)

これがベルナツキー基地です!!

さっそく上陸!

 


 

設置されているタンクもカラーリングされてて、オシャレでかわいい!!

 

各都市への距離が示された標識がありました。東京までの距離もあるよ!見つけられるかな?

よりもいでは「日本から1万4000km」と言われてましたが、ここからは1万6000kmほど離れているようです。思えば遠くに来たものです!

この標識、

この二人の後ろにある標識かなー?とも思ったんですが、ちょっと違うような……。惜しいけど何か違うような……。ほかの場所にも、こういう標識があるんでしょうな!

※追記…これは昭和基地のものであるという情報いただきました!感謝!

 

ベルナツキー基地の内部見学

そんなベルナツキー基地の中を見学させていただきました!南極という閉鎖空間で生きる十数名の男性たち。その日常を想像すると胸が高鳴ります!

この基地、隊員のみなさんが日常で使っている職場であり、住居でもあります。普通に食事したり、ビリヤードを楽しんでいる横を、カメラを持った観光客が押しかけてくるわけです。心休まらなくない??逆の立場だったらしんどいわー。ヴェルナツキー基地のご厚意に感謝するばかりです。

 

感謝するばかりなのですが、その、たいへん申し上げづらいのですが、

 

 

ペンギン臭さがすごい

 

ひと様のお家にお邪魔しておいて「この家、臭い!」なんて言うの、発言小町でフルボッコにされて炎上間違いなし案件ですし、そんな奴は西川貴教に消臭力で殴られろと思うわけですが、すいませんそれでも臭いんです!!ペンギンさん容赦ないです!!

 とすると、ここに住まう皆様は、はたしてこの匂いをどう捉えているのか……。一週間もすれば慣れるものなのでしょうか。興味深いところです。

 

世界最南端のお土産屋さん

そしてこの基地には、「世界最南端のお土産屋さん」があります!文字通り最・南・端!!ここから南にお土産屋さんなし!!これはテンションがあがる!ちなみに米ドルが使えるよ!

ワッペンやショットグラス、絵葉書などがありました!マグネットシート買っちゃいました!我が家の玄関には、つねにベルナツキー基地があります!

 

世界最南端のパブ

そしてさらに、イギリス基地時代に、わざわざ本国から持ってきた材木で作ったというパブもあります!

ビールやワインなどありません。ウォッカ一択です。

しかも、ここ南極で作ったというウォッカ!そのウォッカを3ドルで飲むことができます!南極産のウォッカを南極で飲む!なんという贅沢でしょうか!

 

そして、このパブの謎ルール。

 

「服を着たまま、 その場でモゾモゾやってブラジャーを脱ぎ、それを捧げればウオッカが無料になる」

 

 

 

 

何でだよ。

 

 

 

 

思わず強めの疑問が出るわ!なんでも希望者は、この場でブラジャーを脱ぎ、そこに自筆でサインして基地に贈呈するそうです。よーくカウンターを見ると、世界各国の観光客が提供してきたブラジャーが積まれています。

 

 

 

 

なんてこった。

完全に俺の得意分野じゃねぇか。

  

  

 

そもそも何故こんなルールができたのか。

想像するしかないのですが、基地に入る前に聞いた、添乗員さんと隊員の会話にヒントがあるのかもしれません。

 

添乗員:「ここに住んで、一番困ることは何ですか?」

隊員:「 女がいない(´・ω・`) 」

 

 

 

 

だからってこんな形で童貞をこじらせなくても。

 

 

「隔絶された世界で女日照りを極めるとこうなるのか」という、ある種の文化人類学的サンプルのようなお話ですが、「世界最南端の奇習」って考えると、なんかカッコよく感じますよね!なんでも世界最南端ってつければ許されると思うなよ私。

なんかね。世界の奇祭はこうやって出来ていくんだなぁ、って。

でもまぁ、冷静に考えると、ブラジャーと3ドルのウォッカ交換、でしょ?

500円程度でブラジャー捧げるかっていうと、それは割に合わないよねー、と思っていたら、ツアー参加者の若い女性がいったー!!

(゚Д゚)そして脱いだー!!!

(゚Д゚)捧げたー!!!

(゚Д゚)ウオッカをゲットしたー!!!!

 

 

 

隊員&客「「「「 ウォォォォォォォォォォォ!!ヒューヒュー!! 」」」」

 

 

 

 

 

何だこれ。

 

 

 

 

 

俺たちは南極で何をやってるんだ。

 

 

しかし、新たに積まれるブラジャーを見るにつけ、これはウォッカがなくてもやるべき行為なのでは……?と思ったわけです。

だって南極に、自分のサインが描かれたものを残すことができるんですよ?宇宙へ飛び立つロケットに、自分の名前を刻む権利が売れる時代です。それの南極版、ブラジャー版と考えれば、ウオッカ以上の価値があるんじゃないか……?!なんてこった!事前に知っていたら、私だってブラジャーを仕込んできたのに!!添乗員さんも前もって言ってくれよ!!」

 

添乗員さん「『女性は』ウオッカ無料だそうです」

私「(゚Д゚)チクショー!!」

 

 

南極にいたね。コウメ太夫。

女性のみなさん、ベルナツキー基地に行くときは(何らかの)ご準備を!

 

こうして、南極圏2日目は過ぎていきました――。

 

その26へ続く。