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ゲーム

本日紹介するゲームは「Chants Of Sennaar」です。

 

主人公は、棺のような場所から目が覚めます。

オープニングもゲーム背景の説明もありません。

いきなり、未知の世界に放り出されます。

 

道を進んでいくと、レバーと看板が目に留まります。

何か文字のようなものが書いてますが、未知の言語のようです。

未知の文字を見つけると、ノートにその文字がメモされます。

そう、このゲームは、未知の文字の意味を推察し、進んでいくゲームなんです。

未知の文字に「こういう意味なのでは?」と予想をメモすることもできます。

 

もう少し進むと、また新しい看板と、複数のレバーが見えます。

先ほどの扉の前にあった文字と、同じ文字が記されているようです。

文字の数と、レバーの数は同じ。

とすると、先ほど予想した文字の意味通りに、それぞれレバーを操作すると……変化があった!やっぱりこの文字はこういう意味なんだ!予想は正しかった!

……という感じで、風景や会話、ギミックの動作などから文字の意味を埋めていくんです。

これがとても楽しい!

定期的に、

こういうノートの見開きページが開かれ、いままで予想した文字が合っているのか、確認することもあります。

予想と実際の意味が一致すると、カチッと文字がハマり、その文字の意味を理解したことになるんです。

この予想がハマったときの快楽はすごいです!

また、一部予想ができていなくても、最悪総当たりで試せば意味がわかることもあります。

その程度の緩さも、ゲームを進めるのにちょうどいい塩梅なんです。

 

看板の他にも、人と会話しながら意味を推察したりもします。

この人は誰?そして何を言ってるんだろう……?

 

ゲームシステムに加え、風景がとても綺麗!バベルの塔を模した世界の風景がそれっぽく、かつ美しいんです。

 

あなたはすべての文字を解き明かし、この世界を知ることができるでしょうか。

Steamでの圧倒的好評も頷ける、すばらしいゲームでした!面白かったです!

 

Steam:「Chants Of Sennaar」

Nintendo Switch:「Chants Of Sennaar」

ゲーム

本日紹介するゲームは「偽夢」です。

以前紹介した有名ゲーム「8番出口」と同じ、ウォーキングシミュレーターと呼ばれるジャンルのゲームです。

目が覚めると、あなたは暗い一室に閉じ込められています。

時刻は午前1時。外への扉は開きません。

あなたはこの薄暗い部屋を探索し、おかしな所―――怪異をカメラで撮影し、そのあとベッドに入らなければなりません。

正しく怪異が撮影できていると、目が覚めたとき時刻が進み、

午前2時になります。また部屋で怪異を探し、正しく見つけられれば午前3時、4時……と進んでいきます。

ただし、間違ったら午前1時からやりなおしです。

 

8番出口は、おかしな所があれば、来た道を引き返せ。

偽夢は、おかしな所があれば、撮影してベッドに入れ。なんです。

午前9時まで過ごせれば、外に出ることができます。

 

偽夢、8番出口に比べて、親切なところがいくつかあります。

1つ目は、かならず怪異が発生すること。8番出口だと、「何も間違ったところがない」ことがけっこうあって、それがゲームの難易度を高めていました。しかし偽夢は、ゲームモードにもよりますが、必ず怪異が発生します。これが地味に嬉しい。

2つ目に、ヒントモードがあるんです。必ず怪異があるはずなのに、どうしても見つからない。そういうときは、ラジオを使うことができます。

このラジオを持って怪異に近づくと、ノイズが大きくなります。これで怪異のおおよその位置がわかるんです。ラジオを使うと午前1時に戻されてしまうんですが、次の周回に役立つヒントを貰えるという意味で、これはとても嬉しい機能ですよ。

 

8番出口がバズりすぎて、エスカレーターとか地下鉄とか、たくさんのフォロワーが生まれましたが、そのなかでも偽夢はかなり評判がいいです!なにより安い!この値段でここまで遊ばせてくれるんだから、もう大満足のゲームでした!

ゲーム

本日紹介するゲームは「Against the Storm」。

2023年年末から本日まで、私ワタナベがドハマリしているゲームです!みんなハマれ!

このゲーム、「ローグライク系シティビルド」ゲームです。

ただのシティビルドゲームだけでも中毒性があるのに、それに加えてローグライクとはどういうことか?

プレイヤーは女王の命を受け、何もない荒れ地に、少量の資材と数人の開拓者を引き連れて駐屯地をつくります。

画面の下にある、青いゲージが「名声」。赤いゲージが「女王の怒り」です。

開拓者に家や食事、娯楽を提供すると士気が上がります。士気を保ち続けたり、イベントを解決すると「名声」が増えていきます。

逆に、過酷な状況で開拓者の士気が下がると、死亡したり逃走したりします。そうすると「女王の怒り」が増えてきます。

勝利条件はひとつ。女王の怒りが右端まで貯まる前に、名声を左端まで得る。

つまり女王がブチギレる前に街を発展させ、たくさんの名声を得ろ!というのがこのゲームの趣旨です。

 

では、「ローグライク」要素はどこにあるのか。

名声を得るたびに建物の設計図を得ることができます。設計図がないと、その建物を建てることができません。この設計図が4択で、何が出てくるか解らない、運要素があるんです。

なので、森を開拓し、食料資源を見つけても、それを採取するための建物の設計図がないと、食料が手に入らない。

また、さまざまな加工をする建物も、建物によって効率のいい加工・効率の悪い加工があります。適した建物の設計図を引けないと、低効率で食事を作ることになり、資源が浪費されてどんどん開拓者が飢えていきます。

なので、必要な資源を予想し、それに適した建物が引けるように祈る!このあたりのガチャ要素がローグライク風味でして、これがとてもゲームにマッチしているんです。

という展開が多々あります。このあたりの駆け引きが面白い!

 

しかもその駐屯地、ある程度発展した段階で発展完了!となります。そのままその駐屯地を発展させても良いのですが、経験値は一切入りません。なので提督は新たな土地へ移動し、またイチからの街づくりが始まります。

街づくりゲームの最初、「立ち上げてから安定するまで」を繰り返すゲームなんです。

しかも、どんなに土地を発展し続けても、ある一定の年数が経つと、「ブライトストーム」という巨大な嵐に襲われて、

 

すべての駐屯地が壊され、またイチからのスタートとなります。地獄!!

ただし過去の経験値はそのまま持っているので、それによって開拓ボーナスを得たり、ブライトストームが来るまでの年数を伸ばすことで、1周期のうちにより深い土地まで進めるようになり……を繰り返すゲームです。

「Banished」「frostpunk」あたりが好きな人には響くゲームですよ!さあハマれ!