週末の過ごし方?豚を煮たよ。
ろじぱらワタナベ(1976~)
いよいよ豚の角煮をこじらせている。
どうやったら美味しい角煮が作れるのか?と試行錯誤する日々を過ごす中で、私にとって、豚の角煮は「料理」から「攻略すべき相手」に変わりつつあるのです。
世間に数多ある攻略サイト(角煮レシピ)を眺めているうちに、まずはこれを整理し、どういう攻略ルートが存在するのかを図示化してみよう、と思い至ったわけです。
自由度が高すぎる。
これだけやらないと、攻略できない豚の角煮……。おそらく美少女ゲームであれば、ラスト近くでしか落とせないキャラだろう。相当に面倒な性格してる。初心者には荷が重い。
しかし、退くことはできない。すでに私は高額な「電気圧力鍋」という神器を入手してしまったのだ。少し心が弱ると「セブンプレミアムの『金の豚角煮』、美味しいよね。それで良かったんじゃ?」という悪魔の声が聞こえてくる。(゚Д゚)邪念よ去れ!!!俺は来月のクレジットカード請求書を笑って開くのだ!請求書を握りしめて泣き崩れるわけにはいかない!
攻略ルートを俯瞰してみると、「前処理をするかしないか」で大きく分類されているようだ。また加熱方法として、Pルート(鍋)、PCルート(圧力鍋)、Mルート(電子レンジ)が存在する。
また臭み消しを前処理・本処理のどちらで入れるのか、臭み消しは何を入れるのか、というバリエーションもある。さらにコーラ、米ぬか、舞茸、といったオプションも確認されており、多種多様にもほどがある。この美少女キャラほんと面倒くさい。
ちなみに従属変数として、「大根を入れるか」「半熟卵を入れるか」という問題もあるが、肉そのものの調理からは外れるので、今回は対象外としている。
この複数のルートのうち、どのルートが最適か?は、求める角煮像によって異なるであろう。最低限の手間・最短時間で作りたい角煮と、手数が増えても美味しく作りたい角煮、では辿るべきルートが違って当然である。
問おう。あなたが私の豚角煮か?(サーヴァント顔)(片手には豚バラブロック)
ちなみに、パナソニックの電気圧力鍋に添付しているレシピブックの角煮は、前処理なしのルートが掲載されている。
ただ個人的には、前処理はやったほうがいい感じはある。冷えたときの脂の浮き具合などを考えると、ひと手間かかるとしても、前処理はルートに加えるべきでは……?これがこの攻略ルートのポイントなのでは……?
という感じで、しばらく角煮と向き合ってみます。ちなみに、角煮を作りすぎて、正直飽きつつある。だけど負けない!!なぜなら電気圧力鍋買っちゃったから!!!