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理想の枕を探す旅(旅立ち編)

枕を替えよう

今日の話題は枕、です。

我々の睡眠に寄り添い、人生の1/3をともに過ごすといっても過言ではない枕。

なのに、これほどまで自分に合ったものを探すのが困難な存在もないでしょう。

ちょっと合わない枕を使っただけで、翌朝に首は痛ぇわ肩は痛ぇわだし、そもそも夜の寝付きや睡眠にだって影響しちゃいます。

 

かくいう私も、オーダーメイド枕のお店で買った、そば殻の枕を自宅で愛用していました。

しかし、「使用期限1~2年間」と謳われているこの枕を使い続けて、もう5年以上。いくらなんでも物持ちが良すぎる。枕カバーをしているから汚れはないものの、さすがに経年劣化感はある。

そもそも、そば殻の枕は使うごとに潰れていくらしく、せっかく計測して作った枕の高さももう、5年前から変わっている可能性が高い。

そば殻はもとより、私自身だって経年してますからね。5年前に合っていた枕の高さが、いまは違う可能性だってあるわけで。

 

もう枕を替えよう。最近なんか首も痛ぇし。

きっと枕を替えることで首痛は治り、肩痛も治り、すばらしい寝起きとなり、日々は活力みなぎり、仕事も私生活もうまくいき、お金もザクザク入ってきて一日1時間の労働で月収1000万円ぐらいになるはずです!(YouTubeの広告ぐらい早口)

 

何の枕にしよう

さて、どの枕に替えようか。

やはり寝具といえば西川か。いやいや、気がつくとテレビでやってるトゥルースリーパーか。

トゥルースリーパーはすごいよね。いろんな人を救ってるものね(TV情報)。人生を大きく変えるのは、青汁とトゥルースリーパーと相場が決まってるものね(TV情報)。

 

ただね、枕選びの何が難しいって、「ほんとうに人によって好みが違う」ところなんですよ。

ある人が絶賛した枕でも、実際に自分が使うといまいちだったり。その逆もあったり。

どの枕のレビューを見ても、☆5の大絶賛と、☆1のnot for meが同居している。それが枕。Steamで言うところの「賛否両論」ばかり。

しかも悩ましいことに、実際に自分の家で使ってみないとわからないところ、あるんですよね。百貨店で試し寝したぐらいで買うには度胸がいる。自宅で、自分のマットレスとパジャマで、1~2週間使わないとわからないところある。

 

だからこそ、たいていの枕は「○○日間返品無料!」をうたってるんでしょうけどね。ほら、なんか、「返品可能といえども返品前提で物を買うのはなんか申し訳ない」んですよ。ワタナベさん、こういうところちゃんとしてるから。ね。(同意を求める顔)

最近では枕のレンタルやらサブスクやらもあるんですが、調べてみたところ、どうもしっくりくるサービスがない。

さあ、どうしよう。

 

本屋で売っている枕

そんななかで見つけたのが、こちら。

整形外科医 山田朱織の枕 Doctor’s Pillow ([バラエティ])

整形外科医 山田朱織の枕 Doctor's Pillow ([バラエティ])
山田 朱織(著)
5つ星のうち3.9
¥3,278 (コレクター商品)

 

もともと、ドクターズピロー 整形外科枕に興味があって、でも2万円以上か~!いきなり買うのは勇気要るな~!!と悩んでいたところ、同じくマクラ博士・山田先生のAmazon本が見つかった、というわけです。

よくある「本よりも付属のアイテムのほうが本体じゃね?」というタイプの商品です。

これなら3,200円ですし、しくじっても諦めがつく!これで試して良かったら、いいほうに買い替えてもいいわけですし!

というわけで買ってみました。

 

購入、そしてフィッティング

 

あ、すごい。

「本にくっついてくるオマケ」的なイメージで買いましたが、これちゃんとした枕ですわ。

 

 

ちょっと小ぶりな枕、ぐらいの大きさです。

 

この枕のポイントは、自分で高さを調整できること。

枕の中は複数の厚みをもった素材が入っていて、

 

その組み合わせで、高さを調整する仕組みになっています。

 

 

そして最大のポイント。

「どの高さが自分に合っているかの計測方法」です。

 

 

「横向きに寝たとき、自分の顔の中心が水平か」

これですよ。これだったら自宅で一人でも、正しい高さが計測できます。

さっそくやってみましょう!

 

布団の上に枕を用意し、仰向けに寝ます。

横向きになり、その状態で自分の顔を鏡で映してみます。

 

おれ、ずいぶんと老けたなぁ

 

 

 

……違う。いまは変わりゆく我が身を振り返る時間ではない。この歳になって何も成し遂げていない自分を責める時間でもない。見るべきは水平かどうか!!!!想像で顔の中心に線を引け!!!!!

 

横向きになると、たるんだ顔の肉が垂れて、どこが水平かわかんねぇ

 

 

違うでしょー!!いまは加齢を感じるときじゃないでしょー!!

って何度もごろんごろんしては鏡を見て確認するんだけど、やっぱり自分の顔の中心がわからない!えっ、人って横になったら顔が崩れる生き物じゃないの??どうするんだこれ??

というわけで、いろいろやって見出した答えがこちら。

 

 

立った状態で、顔の中心に割り箸をガムテープで貼り付け、それから寝て横向きになる

 

 

 

顔に割り箸を貼り付けた男が一人、布団でごろんごろん転がる。

いよいよ何の儀式だよって感じですが、これでようやく計測できたわけです。

 

そんな、さまざまな儀式を経て調整した枕は、いまのところいい感じ!

しばらく使って様子を見てみます!

俺たちの枕探しはまだ、始まったばかりだ!!!(続)

 

健康

Posted by watanabe@logipara.com