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目の下のクマを取った話、そして笑気ガス(施術編)

2022年12月13日

目次:
目の下のクマを取った話、そして笑気ガス(準備編)
目の下のクマを取った話、そして笑気ガス(施術編)
目の下のクマを取った話、そして笑気ガス(術後編)(完)

このお話は、「目の下のクマを取った話、そして笑気ガス(準備編)」の続きです。

 

【あらすじ】加齢による目の下のクマを取るため、目の裏から脂肪を抜く施術に挑んだワタナベ。だけど頼りにしていた笑気ガスは、効いているんだか効いていないんだかわからない!そこに先生が現れ、さあいよいよ施術だ!!

 

先生「では始めますね」

まずは右目から。目をガッと強制的に開かれ、でもガーゼか何かが目に乗ってるようで、何も見えない。

目の下が(おそらく)めくられ、(おそらく)何かをされている(気がする)。

笑気ガスはともかく、目薬の麻酔もしてますから、痛いってわけではない。痛いってわけではないけど、なんか不快。

そして、右目の下をいじっているはずなのに、目頭の奥、右の眼球の上あたりを「ぐーーーーーーっ」て押されているような圧迫感がある。

目を開かれているがゆえの圧迫感なのか、それとも目の下の神経が目の奥を通ってそこに繋がっているのか、わからないけど眼球を強く押されている感じがある。不快ィ~~~~~~~~~~!

 

そして漂う、メザシを焼いた匂い。

あ~電気メスか何かで焼いてる~~!

わかる~~!

レーシックでもこんな香りしたわ~~~~!

 

なーんて考えていると、先生、会話を始めました。

先生「こういうところは取りづらいから、もっと下のほうから取ってくの。いい?」

どうやら先生がもう一人いて、研修的なことをしているみたい。

いや、いいんですよ。私の身体を使って研修してもらうには。

「人に教えるほど優秀な先生が施術している」ってことですしね。どんどん後進の育成に私を使っていただきたい。

いいんですけど、会話、ぜんぶ聞こえてるんですよ。

大丈夫??麻酔が効いてる前提で会話してない?

あと、やっぱり、笑気ガス、効いてないんじゃない?????

 

とかやってる間に、右目は終了。

続いて左目です。

 

ところが、後から聞いたんですが、左目がえらい苦労したらしく。

「脂肪が奥のほうにあって取りにくかった」らしいんですよ。

施術中も、「な~んか時間かかってるな……」と思ってたら、だんだん、目の圧迫感が

不快→痛い

になってきた。左目、麻酔薄いぞ!なにやってんの!!(架空のガンダムネタ)

 

しかし、いま先生は、後輩の研修をしているんです。私が取り乱して、研修の邪魔をしてはいけない!!

謎の使命感から、できるだけ首の上を動かさないよう我慢するワタナベ。

でも痛いものは痛いから、首から下を「ウウンッ!」「オウッ!」ってビクつかせる男。悔しい……でも動いちゃう……(ビクンビクン

ごめん、やっぱり笑気ガス、変な方向に効いていたかもしれない。

 

いろいろありつつ、ようやく施術終了。

先生「とった脂肪、見てみます??」

ワタナベ「もう絶対に見ます見せてくださいお願いします」

 

 

 

(以下、脂肪の写真があります。あまり気持ちいいものではないので、見たくない人は注意!)

 

 

 

 

(比較のために自分の指を並べてみました)

 

けっこうエグい量とれてるな

 

トウモロコシの粒 ~ 小さめのポップコーンぐらいの大きさの脂肪が、片目から3つずつ。計6つ。

うわー自分のだけど気持ち悪い!だけどちょっと気持ちいい……!

これが私のクマのところにあったのか……。

 

最後、助手さんに

ワタナベ「研修医の先生っぽい方、いましたね」

助手「あら!聞こえてたんですね!?」

(゚Д゚)聞こえてたわ!!全部聞こえてたわ!!!

なんなら会話から、術中に流れてたBGMまでぜんぶ覚えてるわ!!!

笑気ガスって、お酒が強い人には効きづらい、みたいなこともあるみたいです。先に言ってほしかった。

 

終わったら、そのまま受付も説明もなく、まっすぐ出口まで案内されて帰りました。

当日は車の運転NGです!交通機関で帰りましょうね!

 

クマ取りは完了!

そして施術当日~2週間後の話に続きます!