大自然の中、岩の上で揺れる1ドル札を眺め続けろ!ゲームレビュー:「One Dollar Simulator」
まったく、とんでもないゲームが世に出たものです。というか、「そもそもこれはゲームなのか?」という哲学的な問いに浸らせてくれる、そんな不思議なアプリがSteamで発売されています。その名も!
興味が湧いて、Steamの説明を読んだのですが、
「あなたのドル札は逃げないですし、誰も盗みません。いつも同じ場所であなたを待っています!」
「いつも同じ場所であなたを待っています!」
正直、1ドル札と待ち合わせした覚えはないですし、ゲームとしては、少しは変化があってほしい。
あなたは1ドルの全力を感じたいですか?自分で1ドルになりたいですか?
「自分で1ドルになりたいですか?」
深い。一瞬「あれ?そういえば子供の頃、なりたかったかも……」って思っちゃう。
価格はたったの100円!ジュース1本より安い!おそらく米国だと1ドルであろうことから、現在のドルレートだと10円ぐらい得してるね!やったね!
それでは、実際にプレイしてみましょう!
プレイ画面
起動すると、そこは森の中。
中央に岩があり、そこに石で挟まれた1ドル札が、風にたなびいています。
マウスを移動すると、いろんな角度で1ドルを見ることができます。
マウスホイールで拡大することも可能。
「Steamに払った1ドルが、そのままこの世界に転送されてきた」という解釈もあるらしく、とにかく、ただ、そこに1ドルがあります。
ちなみに、「W」キーを押すと、1ドルに「なれます」。
石に挟まれた1ドル札の視点で、景色を眺められます。
この世界には、廃屋があり、森があり、
風に揺れてギシギシいいながら、開きそうで開かない小屋があったり、
意味ありげな、古いラジオも置かれています。
耳を澄ますと、この森からは、小鳥のさえずり、風の音、軋む扉の音、そして耳元で飛び回る虫の羽音が聞こえてきます。(゚Д゚)虫、うるせえええええ!気持ち悪いったらありゃしない!
さらに「M」キーを押すと、ラジオから陽気な音楽が流れ始めます。
無人の大自然のなか、うっすらと響き渡る音楽。
それとは関係なく、風に揺れ続ける1ドル札。
終
制作・著作
━━━━━
ⓃⒽⓀ
いやいやいや。
いやいやいやいや。
え?これでほんとに終わり??(※本当に終わりです)
One Dollar Simulator 攻略ヒント
さあ、それではこのゲームを攻略してみましょう!
「こんなゲームにネタバレも何もあるか、出オチだろ」という声もありましょうが、それでも一応ネタバレっぽいのがあるので、1ドルになりたい人はこの先は見ないでね!あと、なにか情報を知ってる方がいれば教えてください!
攻略といっても、ゲームの目的も何もないので、Steamの実績を埋めることが目標となります。
現在の実績は4つです。(以前は2つでした)
実績1:One Dollar
おそらく、ゲームをプレイするか、1ドルに「なれば」、実績解除じゃないかな?気がついたら解除されてました。
実績2:Secret Wave
ポイントはラジオ、そして岩になる不可思議な文様です。
岩をよーく見てみると、
不可思議な幾何学模様があります。
ははーん、これは鏡文字だな?「E C E」を押してからラジオを聞けば、変化があるやつだ!
……といじってみたけど全く何事もなく、あれ?おかしいなー?と、適当にMキーを押してラジオを聞いていたら、いつのまにか別の音楽が流れて実績解除されました。安西監督……正解が……知りたいです……。
実績3:Bird
さあ、ここからがまったくわからない!ヒントもなにもない!
おそらく、どこかに鳥がいるか、鳥が飛んでくるか、だとは思うのですが。
噂によると、ある特定の時間に関係がある?とか……
実績4:Number
さらにわからないのが、こちら。
実績2で、ラジオから不思議な放送が流れるんです。
「three, nine, seven, one, five」
と、数字を1つづつ、5つ、それを2回、繰り返す放送なんです。
39715
66475
19274
92028
78494
24146
68542
17507
39398
32348
59378
70636
なるほど。わからん。
試しに数字キーを押してみましたが、まったく変化なく。
いったいこれは……?微妙な謎を残してくれるぜ……。
まとめ
というわけで、1ドル分の価値はあるんじゃないかな?というジョークゲームでした。
暇で暇で、ツイッターを5秒に1回リロードするような休日にオススメのアプリですよ!