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予約3ヶ月待ちのヘッドスパ「悟空のきもち」に行ってきました

ことの始まりは、「一日外出録ハンチョウ 7巻」を読んだとき。

1日外出録ハンチョウ(7) (ヤングマガジンコミックス)
萩原天晴(著), 福本伸行(著), 上原求(その他), 新井和也(その他)
5つ星のうち4.7
¥660

 

7巻では、ハンチョウが幽体離脱をおぼえ、好きなことができる話があります。

空を飛んだり、行列必至の焼肉屋に行ったり、と好き放題をするんですが、その中で、ヘッドマッサージ「悟空のきもち」へ行くというシーンがあったんです。

へー、そんなマッサージがあるのか。……と思い検索すると、

悟空のきもち「51万人予約待ち」強烈人気の裏側

などの記事が見つかり、たしかに人気のあるマッサージらしい。

これは行ってみたい!と検索をしたものの、評判どおり人気がありすぎて予約ができない!こまめにサイトを覗いたり、キャンセル空席待ちLINEに登録したり、とさまざまな手を使い、本日、ようやく行くことができました!その様子をご報告します!

 

「悟空のきもち」体験記

施術を受ける前に、私、ある決意を固めていました。

「ぜったいに寝ない」

そう、これだけ待たされたヘッドマッサージです。寝て、気が付いたらすべて終わってました、じゃあ勿体なさすぎる。なんとしても睡魔に抵抗し、何が行われるか、しっかりと記憶しておかねば!

……そう思い、前日も11時間ほど眠り、体調万全で挑んだわけです。(これだけ寝れるなら、ヘッドマッサージする必要なくない?と思わないでもない)

一切の眠気を払った状態で、やってきました「悟空のきもち」!

 

お店に入ると、なぜかスチームパンク風のオブジェがお出迎えです。

なんだろう、何をされるのかは解らないけど、とにかく脳になんらかの影響がありそうなことは伝わる。

 

受付でタブレットに氏名・電話番号などを記入し、別フロアに移動して、さっそく施術です。

店員さん「(小声で)ここからは、眠ってらっしゃる方もいますので、小声でお願いします。スマホのアラームも消すか、電源をお切りください」

※というわけでスマホは電源OFFにしたので、ここからは写真がありません。テキストと妄想力でお楽しみください

 

薄暗い施術フロアには、キューブのように独立した個室が点在しています。その中でヘッドマッサージをしていただける模様。

個室に入ると、

店員さん「(小声で)それではこのリクライニングチェアにお座りください」

座ったチェアはとてもフカフカで、身体を包み込みつつ、ゆっくりとリクライニングで倒れていきます。

店員さん「(小声で)それでは足元にブランケットを掛けますね」

私「Zzzzzはい

寝てた!!いまちょっと寝てた!早ぇよ!まだブランケット掛けられただけだよ!頭に触れられてすらいないよ!!!

店員さん「(小声で)目元にタオルを掛けますね。それでは腕を押していきます。力加減はいかがですか?」

私「はい、ちょうどいいでsZzzzzzz

(゚Д゚)だから寝るなって!!マッサージ始まってないって!!!!

そんな感じでね、頭を揉まれ、こめかみを揉まれ、デコルテや肩甲骨のあたりを揉まれ、と、薄暗い部屋で気持ちよくマッサージされるんです。寝るよ。こんなん寝るに決まってる。耐えられるわけがない。

かくいう私は、覚醒と眠りのギリギリのところをフワフワしたり、よだれを飲み込もうとしたら「ごきゅっ」ってすごい音がしてそれで起きたり、と、ずーっと寝ぼけてるような感覚にとらわれてました。んで気が付いたら1時間経ってました。はい一瞬でしたねー!あっという間でしたねー!なにされたかイマイチ覚えてないねー!

終わったあとは、なんとなく頭がスッキリして、しばらく身体がフワフワしてましたよ。ひじょーに面白い体験でした!次は寝ない!ぜったいに寝ないんだから!覚悟しなさいよ!!(また行きます)