1up
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侵食するトップバリュ

先ほど、炭酸水を呑んでいたところ、ここ数年で一番の大誤嚥をかまし、吹き出した炭酸水で部屋の半分が水浸しになった男です。今夜は泣いていいよ。

 

さて、数ヶ月前に自宅の最寄りのスーパーが閉店しましてね。

現在、いちばん近いスーパーが「まいばすけっと」なんですけど。

 

着々と、自宅の食べ物がトップバリュに侵食されています

 

ふと気がつくと、食材はもちろん、調味料も大半がトップバリュ!あれもこれもトップバリュ!だってそれで揃っちゃうんだもの!

といいつつ、とくに不満はありません。世間では「トップバリュは当たり外れが大きすぎる」と言われていますが、いまのところハズレを引いていない。お手頃のお値段で、ちゃんと美味しいものを入手できる。なんの問題がありますか?

……そんな生活を続け、周りのものがトップバリュで埋め尽くされたワタナベは、

 

 

【選択肢A】 食材だけでなく、衣類や家具もトップバリュで占められていくことに気づく。それでも特に不満なく過ごしていたが、次第にトップバリュの品目は増えていく。ある日、出社すると、職場の上司のおでこに「トップバリュ」のラベルが貼られていた。同僚、友人もトップバリュになっていて、慌てて自宅に逃げ帰る。洗面台の鏡を見たワタナベは、自分にもトップバリュのマークがあることに愕然とするのであった―――。 

 

【選択肢B】ある日、食料棚の整理をする。さまざまなトップバリュの食材、調味料を取り出して棚を拭いていると、いままで手の届かなかった一番奥に、トップバリュではない、ワインビネガーが置かれていることに気付く。買った覚えのない、トップバリュではない調味料。ワインビネガーの小瓶を触ってるうち、急に、かつて彼女が買ってきたことを思い出す。こんな大切な思い出を、なぜいままで忘れていた?そして彼女はどこへ行った?記憶を辿る旅がはじまる―――。

 

 

 

日記

Posted by watanabe@logipara.com