泌尿器科の悲劇(衛生上の問題はございません)

また来ちまったな……。今日も長くなりそうだぜ……。(泌尿器科の門をくぐる)

 

前立腺が肥大しているため、それを抑えるお薬を泌尿器科で処方してもらってます。同じお薬を処方されるとはいえ、たまに検査をして副作用等の確認することも。

その日も受付窓口で診察券を出すと、「この道20年!チン○を見続けて四半世紀!」というベテラン顔をした看護師さんから、

「ワタナベさん、今日は検尿をお願いします」

と、検尿用紙コップを手渡されました。

 

あいにくと尿意はない。

まったくない。

 

この状況、素人であれば動揺し、右往左往するシーンでしょう。「検尿 断る方法」でググっているかもしれない。

しかし。こちとら泌尿器科のベテランですよ。「検尿をやらせたら、あいつの右に出る奴はいない」とまで言わしめた男ですよ。どちらかというと私は左に出るんですけどね。聞かれてませんね。タハー!(おでこを叩く)

「尿が出ないなら、作り出せばいいじゃない」

という至言に従い、手慣れた動きで水分補給を始めます。見せてやるぜ……この俺の検尿道をよ……!

サーバ用の紙コップを優雅に取り、流れるようにウォーターサーバー前へ移動します。

淀みない動きでレバーを押し、ミネラルウォーターを紙コップに注ぎ、ビールのCMかな?という勢いで飲み干していきます。

すると待合室にいる患者が、尊敬の眼差しを私に向けてくるではありませんか!まったく、私に憧れるのも無理はありません。ここまで美しく、華麗に、検尿に向かって水分補給できる男はそうそう居ませんよ?自分を信じ、自分の膀胱を信じ切った者だけが到達できる世界……。私はいま、このクリニックの伝説になっている……!みな心に刻め!!!この私の飲みっぷりを!!!!

 

ふと、手元を見たら、

 

 

 

検尿用紙コップで水を飲んでました