Q-1グランプリの決勝戦。クイズプレイヤーの主人公・三島は、対戦相手の本庄と熾烈な戦いを繰り広げていく。
いよいよ決着がつく問題。その問題を、本庄は、問題文を1文字も聞くことなく回答ボタンを押し、見事正解してしまう。
はたして本庄はインチキをしたのか。それとも、問題文を聞かずに答えられる道があったのか。三島は決勝戦を振り返り推理を始める。
――ということで、あらすじだけでこれは面白そう!となる小説です!アメトークの「本屋で読書芸人」でも推薦されて大人気になったみたいですね。
競技クイズの作法や回答方法をもとに推理を組み立てていくんですが、これがまた新鮮で面白い!私はハードカバーで読んだんですが、けっこう文量は少なめだったのでスイスイ読めました。最後の後味も含めて、面白かったです!夏の読書にどうぞ☆