すべり台
スベってる?(いろんな意味で)
自宅から街に向かう道の途中に、大きな公園があります。
けっこう大きな子供用遊具もあるんですよ。縄で編まれたクライミングネットとか、滑車のついたターザンロープとかあって、近所のお子様に大人気なんです。
その遊具のなかの一つに、すべり台があります。
すべり台というよりは、ウォータースライダーで見るような、太いパイプをねじったようなすべり台です。パイプの中は見えないんですが、それも楽しいんでしょうね。よくお子様が奇声を発しながら滑り降りています。
今日。涼しくなってきたな……夏も終わるな……と汗だくでそのパイプすべり台の側を歩いていたら、パイプの中から
「キャーーーー(≧▽≦)」
という男の子の叫び声が聞こえてきました。見ると、すべり台付近には他に2人の男の子が見えます。どうやら3人で遊んでいて、一人がパイプの中で止まって楽しんでいる模様。
すると、外にいた2人のうち一人も、「キャー!(≧▽≦)」って叫びながら、上からパイプすべり台に入っていったんです。
おいおい。ちょっと危なくないか?中で衝突しないか?
ちょっとハラハラしたんですが、すぐにパイプの中から
「キャー!(≧▽≦)」「キャー!(≧▽≦)」
と2人分の男の子の叫び声が聞こえてきました。二人で中で踏みとどまっているのか。元気だなぁ。
すると、最後に残っていた男の子も、滑ろうと上からパイプに入っていったんです。
大丈夫!?いくら何でも危ないだろ!!
すると、一瞬ののち、叫び声を上げながらパイプから6人ぐらい男の子が滑り出てきました。中で詰まってた。