よりもい聖地 南極の旅(9) 「ようこそタンゴショーへ」…ブエノスアイレス観光
成田 → ロサンゼルス → ブエノスアイレス → ウシュアイア → 南極
「日本の人、聞こえますかー!!」(地面に向かって)
――みなさんお元気ですか?私ワタナベは、地球の裏側にあるブエノスアイレスに来ています。
長時間のフライト・運動不足・12時間の時差ボケといったダメージに、中年の脂・加齢臭といったトッピングも完璧。端的に言えば、「瀕死」です。
「よりもい」でも、経由地のシンガポールで楽しむ姿が描写されています。
楽しそうですよね。
この差は何なのかと。
シンガポールとブエノスアイレス、同じ経由地だし8文字しか違わない。なのにあちらは青春キラキラ、こちらは脂ギラギラですよ。オクサレ様ですよ。千尋も我慢できずに逃げ出すレベルの。
そんなヘドロめいた私を乗せて、バスはブエノスアイレス市内観光に向かいます。
「経由地だし、観光といっても時間つぶし程度でしょ?」程度に考えていたのですが、これがかなりしっかりとした観光でした!行きと帰りで観光がありましたが、両方まとめてご紹介します!
レコレータ墓地
アルゼンチンの大統領や、エビータが眠る墓地。日本の墓地のイメージとは異なり、明るくて美しい。「世界で最も美しい墓地」の一つに数えられているそうです。
アテネオ書店 グランスプレンディッド劇場店
町中にある書店です。こちら、ただの本屋じゃありません。「世界で二番目に美しい本屋」として有名になった場所です。本屋なので、普通に本を売っています。劇場のステージはカフェになっていて飲み物が飲めるよ!ここは本当に美しかった!
ちなみに「世界で一番美しい本屋」は、オランダにあるそうですよ!
ボカ地区
船乗りが、余った船用塗料を家に塗ったことから、カラフルな町並みになったという地区。とてもアーティスティックです。
タンゴ発祥の地らしく、そこかしこでタンゴショーを見ることができます。ただ一緒に撮影してもらうときは要チップ。顔ハメでの撮影も要チップ。
メトロポリタン大聖堂
有名な「サン・マルティン将軍」の棺がある聖堂です。さまざまな像やパイプオルガンがあり、とても荘厳な雰囲気が漂っています。
5月広場
アルゼンチンの大統領官邸もある広場。外壁がピンク色であることから、ホワイトハウスならぬ「ピンクハウス」と呼ばれているらしいですよ!
とにかくキレイな町並みで、「南米のパリ」の名は伊達じゃないな、と。あとこの国、美男美女が多すぎない?!空港のスタッフがすでに「モデル?」ってレベルだったわ!町中で靴を磨いてもらってるサラリーマンが、すさまじく格好良くてびっくりしたわ!なんか!入国して!ごめんなさい!!
南米ということで治安は良くはないらしく、その点は注意は必要ですが、とても素晴らしい街でしたよ!
……と一日観光したところで、ようやくホテルにチェックイン!長かった!ここで夕食&一泊です!