1up
←叩くと1upキノコが出てきます。 

日記

「普通に水着を着ているより、ものすごく分厚いアウターの下が水着、のほうが興奮すると思いません?」

「いいから今月の家賃を払え!!」

よりもい聖地巡礼(南極)

その1から読みたい方はこちら←

 

乗船

いよいよ乗船です!

これが我々のペンギン饅頭丸こと「ル・ボレアル号」であります!

移動手段であり、レストランであり、宿でもあるこの船で、我々は10日近くを過ごすことになります。この船に乗って、行きます!南極!

乗船タラップを登ると、まずはクルーのみなさんがお出迎え。

 

船長もいらっしゃいます!か、かっこいい……!なんという威厳……!

 

入り口で貰えるおしぼりは温かく、フローラルな香りがして、あふれるラグジュアリー感に目眩がしそうです!

 

それではここで、初クルーズ旅のワタナベが、船内のご紹介をいたします!要チェックですよー!(ここはcv:結月のイメージでお願いします)(中身は40過ぎのオッサンです)

 

クルーズ船のご紹介

かつて、南極に行くためには小さな船の3段ベッドにみっちり詰め込まれ、大揺れの海を航行して向かったそうです。

( ゚Д゚)しかーし!!!技術は進歩しました!!!

いまの南極旅行は、果てしなく快適になっているのです!

部屋はなんと個室!それも一流ホテルのようなラグジュアリー感!オーシャンビューのベランダ付き!

 

部屋にはシャワーもトイレもついてる!さすがフランス船、アメニティはエルメス製!これが毎日補充される!!

 

え?すごすぎない?私、死んで天国にいるの??

部屋の扉にこれを貼って、「ここを昭和基地とする!」

 

つづいて船内の設備のご紹介!船にはレストランが2つあり、どちらでも食事が可能!ビュッフェ料理とコース料理、好きな方に行って食事ができる!

 

カフェではマカロンやアフタヌーンティーが楽しめる!ときたま生演奏のライブもやっている!

水着着用で入れるミストサウナもある!お肌ツヤツヤになっちゃう!

 

スポーツジムもある!南極の大地を見ながらランニングすることも可能!

 

南極海の海水を組み上げて温めた、温水プールもある!インスタ映えする写真、撮っちゃいなよ!

 

ライブラリルームも、バーもある!本を読んだりお酒を楽しんだりできる!

 

さらにブリッジも開放していて、有事のとき以外はいつでも入室が可能!

テンションぶちあがるわー(≧▽≦)!!!!

 

この時点で、欽ちゃんの仮装大賞だったらすでに合格ファンファーレが鳴っているほどの満足度ですが、さらに追加で、このツアーには良いところがあります。

 

それは、船内の食事・だいたいの飲み物・チップがすべて料金に含まれている、ということ。お酒も、高級ワインは別料金だけど、ハウスワインやビールは無料。

つまり!!!

レストランの食事!!!無料!!!何を食べても何を飲んでも無料!!メインだけ注文してもいい!昼からワインを飲んでもいい!

 

バーのアルコール!!無料!!!シャンパンを呑みながらマカロンつまんで「なかなか合うね……」とかほざけばいいじゃない!!無料なんだから!!!

 

部屋備え付けの飲み物!無料!!飲めば飲んだだけ補充される!!オーシャンビューのベランダで涼みながらビールがぶ飲みしちゃえよ!

 

ルームサービスは24時間対応!!もちろん無料!!!朝から部屋でハンバーガーを食べてもいい!スープを飲んでもいい!もちろんお酒を飲んでもいい!

 

(≧▽≦)天国かー!!!!!!

 

生 き て て よ か っ た

心から、素直に、そう思えた。私がアーティストだったらこの時点で「母ちゃん生んでくれてサンキューソング」をしたためている。「こんな……こんな幸せなことがあるはずがない!これは夢だ!!」って頬を引きちぎる勢い。

いいの……?こんな幸福な世界に、10日間もいていいの……?前世で世界を3回ぐらい救わないと、受けちゃいけない待遇じゃない……?

ひとしきり幸せに身悶えしたところ、船内放送が。

放送:「今から出港いたします。出港の様子をご覧になりたい方は、デッキまでお越しください」

 

出港

船尾のデッキに向かうと、まさにウシュアイアから出港する瞬間!

ついに、

ついに、

出港だー!

 

おだやかに響くバックミュージックを聞きながら、ゆっくりと遠ざかるウシュアイアの地を眺めます。なんという興奮!なんという感動!やっとここまで来たんだ!そして向かうんだ!南極に!!

 

さあ、冒険の始まりです!!(≧▽≦)

 

 

 

――そして船は、世界一荒れるという魔の海峡、「ドレーク海峡」へと進みます――。

 

 

その14へ続く。

日記

 

みすず学苑」の広告で春を感じる昨今。