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健康

目次:
目の下のクマを取った話、そして笑気ガス(準備編)
目の下のクマを取った話、そして笑気ガス(施術編)
目の下のクマを取った話、そして笑気ガス(術後編)(完)

このお話は、「目の下のクマを取った話、そして笑気ガス(準備編)」の続きです。

 

【あらすじ】加齢による目の下のクマを取るため、目の裏から脂肪を抜く施術に挑んだワタナベ。だけど頼りにしていた笑気ガスは、効いているんだか効いていないんだかわからない!そこに先生が現れ、さあいよいよ施術だ!!

 

先生「では始めますね」

まずは右目から。目をガッと強制的に開かれ、でもガーゼか何かが目に乗ってるようで、何も見えない。

目の下が(おそらく)めくられ、(おそらく)何かをされている(気がする)。

笑気ガスはともかく、目薬の麻酔もしてますから、痛いってわけではない。痛いってわけではないけど、なんか不快。

そして、右目の下をいじっているはずなのに、目頭の奥、右の眼球の上あたりを「ぐーーーーーーっ」て押されているような圧迫感がある。

目を開かれているがゆえの圧迫感なのか、それとも目の下の神経が目の奥を通ってそこに繋がっているのか、わからないけど眼球を強く押されている感じがある。不快ィ~~~~~~~~~~!

 

そして漂う、メザシを焼いた匂い。

あ~電気メスか何かで焼いてる~~!

わかる~~!

レーシックでもこんな香りしたわ~~~~!

 

なーんて考えていると、先生、会話を始めました。

先生「こういうところは取りづらいから、もっと下のほうから取ってくの。いい?」

どうやら先生がもう一人いて、研修的なことをしているみたい。

いや、いいんですよ。私の身体を使って研修してもらうには。

「人に教えるほど優秀な先生が施術している」ってことですしね。どんどん後進の育成に私を使っていただきたい。

いいんですけど、会話、ぜんぶ聞こえてるんですよ。

大丈夫??麻酔が効いてる前提で会話してない?

あと、やっぱり、笑気ガス、効いてないんじゃない?????

 

とかやってる間に、右目は終了。

続いて左目です。

 

ところが、後から聞いたんですが、左目がえらい苦労したらしく。

「脂肪が奥のほうにあって取りにくかった」らしいんですよ。

施術中も、「な~んか時間かかってるな……」と思ってたら、だんだん、目の圧迫感が

不快→痛い

になってきた。左目、麻酔薄いぞ!なにやってんの!!(架空のガンダムネタ)

 

しかし、いま先生は、後輩の研修をしているんです。私が取り乱して、研修の邪魔をしてはいけない!!

謎の使命感から、できるだけ首の上を動かさないよう我慢するワタナベ。

でも痛いものは痛いから、首から下を「ウウンッ!」「オウッ!」ってビクつかせる男。悔しい……でも動いちゃう……(ビクンビクン

ごめん、やっぱり笑気ガス、変な方向に効いていたかもしれない。

 

いろいろありつつ、ようやく施術終了。

先生「とった脂肪、見てみます??」

ワタナベ「もう絶対に見ます見せてくださいお願いします」

 

 

 

(以下、脂肪の写真があります。あまり気持ちいいものではないので、見たくない人は注意!)

 

 

 

 

(比較のために自分の指を並べてみました)

 

けっこうエグい量とれてるな

 

トウモロコシの粒 ~ 小さめのポップコーンぐらいの大きさの脂肪が、片目から3つずつ。計6つ。

うわー自分のだけど気持ち悪い!だけどちょっと気持ちいい……!

これが私のクマのところにあったのか……。

 

最後、助手さんに

ワタナベ「研修医の先生っぽい方、いましたね」

助手「あら!聞こえてたんですね!?」

(゚Д゚)聞こえてたわ!!全部聞こえてたわ!!!

なんなら会話から、術中に流れてたBGMまでぜんぶ覚えてるわ!!!

笑気ガスって、お酒が強い人には効きづらい、みたいなこともあるみたいです。先に言ってほしかった。

 

終わったら、そのまま受付も説明もなく、まっすぐ出口まで案内されて帰りました。

当日は車の運転NGです!交通機関で帰りましょうね!

 

クマ取りは完了!

そして施術当日~2週間後の話に続きます!

健康

 

目次:
目の下のクマを取った話、そして笑気ガス(準備編)
目の下のクマを取った話、そして笑気ガス(施術編)
目の下のクマを取った話、そして笑気ガス(術後編)(完)

クマを取りたい

目の下に、クマができるようになりました。

若い頃は徹夜で麻雀したときしか出なかったクマも、加齢により、今や常設しているありさま。

睡眠をとろうが、温めようが、消えることなく自らの存在をアピールしています。

 

美容クリニックで相談したところ、

「加齢によるクマですね。これは、目の下に脂肪がたまっていて出来ています。なので、皮膚をどうこうして消えるものではないんです。」

なるほど。たしかに目の下にふくらみがあり、それで影になってクマになっているのがわかります。

「対処方法としては、『脱脂』といって、脂肪を抜き取る処置になります。」 

脂肪を抜く!それはちょっと怖い!

「『切らないクマ取り』と言ってますが、目の裏から脂肪を抜くので、傷跡は残りません」

目の裏から!!それはもっと怖い!!!

えーそこまではなー……さすがになー……

 

と思っていたんですが、いちおう作ってもらった見積書に、

「笑気ガス」

という項目があったんです。

笑気ガス。

かつて知人が、人間ドックの胃カメラのときに吸ったことがあったそうで、

「もうとにかく楽しい気分になっちゃって、気がついたら胃カメラが終わっていた」

と話していたことを思い出しました。

 

笑気ガス……ちょっと興味あったんだよな……。

最近、刺激的なこともないしな……。

鏡を見るたびに「クマがあるなぁ」と思うのも面倒だしな……。

それに最近、刺激的なこともないしな……。(2回目)

 

 

気がついたら施術の予約を入れていました。

さあ笑気ガス、そしてクマとりだ!

 

施術当日

施術当日。クリニックへ伺い、施術室に向かいます。

助手らしき人がいたので、

ワタナベ「笑気ガスって、吸うと楽しくなっちゃうって聞いたんですけど、そうなんですか?」

と聞いたら、

助手「はい、そういう人もいますね。中には、一人でしりとりを始める人もいます。逆に気持ち悪くなっちゃう人もいますけどね」

なるほど!これはいよいよ楽しみになってきました!

ワタナベ:「そうですか!楽しくなっちゃいますね!!(≧▽≦)

なーんて軽口を叩いていたわけです。このときは。

 

施術台に寝かされ、鼻にホースを当てられます。

このホースから出ているのが!噂の!笑気ガス!楽しくなっちゃうやつ!!

助手「鼻から吸って、口から吐く、を繰り返してください」

さあ笑気ガスを取り込みますよ!!!!

鼻から吸う!(スーッ)

口から出す!(ハー)

………。

………。

………。

 

 

……効いてる、のか……?

いや、なんとなーく手足の先がぼんやりしてきた感じはするんですよ。

でも、これで効いてるの……?効いてることになってるの……?

笑気ガス、初めてだから判らないんだよ……。

助手「どうです?効いていますか?」

ワタナベ「……いや、おそらくなんですけど、たぶん、効いてないんじゃないかな、と……。」

助手「そうですか。大丈夫です。施術の前にぐっとガスの濃度をあげますから

ワタナベ「なるほど!そういう仕組みなんですね!それなら安心だ!」

鼻から吸う(スーッ)

口から出す(ハー)

………。

………。

………。

 

うーん、手足のぼんやり感は広がってる気がするけど、意識は鮮明なんだよな……。

なんなら今から謎解きできるぐらいに鮮明なんだよな……。

少なくとも事前に聞いてた「楽しくなっちゃう感」は一切ないんだよな……。

これさ、下のコンビニでビール買ってきていいですかね?

それ流し込んでもらったほうが、まだ酔

 

先生「じゃあ施術始めますね」

(゚Д゚)おい先生来ちゃったよ!!!たぶんだけど、笑気ガス、まだそんなに効いてないよ!!!

 

 

「施術編」へ続きます。

 

健康

枕を替えよう

今日の話題は枕、です。

我々の睡眠に寄り添い、人生の1/3をともに過ごすといっても過言ではない枕。

なのに、これほどまで自分に合ったものを探すのが困難な存在もないでしょう。

ちょっと合わない枕を使っただけで、翌朝に首は痛ぇわ肩は痛ぇわだし、そもそも夜の寝付きや睡眠にだって影響しちゃいます。

 

かくいう私も、オーダーメイド枕のお店で買った、そば殻の枕を自宅で愛用していました。

しかし、「使用期限1~2年間」と謳われているこの枕を使い続けて、もう5年以上。いくらなんでも物持ちが良すぎる。枕カバーをしているから汚れはないものの、さすがに経年劣化感はある。

そもそも、そば殻の枕は使うごとに潰れていくらしく、せっかく計測して作った枕の高さももう、5年前から変わっている可能性が高い。

そば殻はもとより、私自身だって経年してますからね。5年前に合っていた枕の高さが、いまは違う可能性だってあるわけで。

 

もう枕を替えよう。最近なんか首も痛ぇし。

きっと枕を替えることで首痛は治り、肩痛も治り、すばらしい寝起きとなり、日々は活力みなぎり、仕事も私生活もうまくいき、お金もザクザク入ってきて一日1時間の労働で月収1000万円ぐらいになるはずです!(YouTubeの広告ぐらい早口)

 

何の枕にしよう

さて、どの枕に替えようか。

やはり寝具といえば西川か。いやいや、気がつくとテレビでやってるトゥルースリーパーか。

トゥルースリーパーはすごいよね。いろんな人を救ってるものね(TV情報)。人生を大きく変えるのは、青汁とトゥルースリーパーと相場が決まってるものね(TV情報)。

 

ただね、枕選びの何が難しいって、「ほんとうに人によって好みが違う」ところなんですよ。

ある人が絶賛した枕でも、実際に自分が使うといまいちだったり。その逆もあったり。

どの枕のレビューを見ても、☆5の大絶賛と、☆1のnot for meが同居している。それが枕。Steamで言うところの「賛否両論」ばかり。

しかも悩ましいことに、実際に自分の家で使ってみないとわからないところ、あるんですよね。百貨店で試し寝したぐらいで買うには度胸がいる。自宅で、自分のマットレスとパジャマで、1~2週間使わないとわからないところある。

 

だからこそ、たいていの枕は「○○日間返品無料!」をうたってるんでしょうけどね。ほら、なんか、「返品可能といえども返品前提で物を買うのはなんか申し訳ない」んですよ。ワタナベさん、こういうところちゃんとしてるから。ね。(同意を求める顔)

最近では枕のレンタルやらサブスクやらもあるんですが、調べてみたところ、どうもしっくりくるサービスがない。

さあ、どうしよう。

 

本屋で売っている枕

そんななかで見つけたのが、こちら。

整形外科医 山田朱織の枕 Doctor’s Pillow ([バラエティ])

整形外科医 山田朱織の枕 Doctor's Pillow ([バラエティ])
山田 朱織(著)
5つ星のうち3.9
¥3,278 (コレクター商品)

 

もともと、ドクターズピロー 整形外科枕に興味があって、でも2万円以上か~!いきなり買うのは勇気要るな~!!と悩んでいたところ、同じくマクラ博士・山田先生のAmazon本が見つかった、というわけです。

よくある「本よりも付属のアイテムのほうが本体じゃね?」というタイプの商品です。

これなら3,200円ですし、しくじっても諦めがつく!これで試して良かったら、いいほうに買い替えてもいいわけですし!

というわけで買ってみました。

 

購入、そしてフィッティング

 

あ、すごい。

「本にくっついてくるオマケ」的なイメージで買いましたが、これちゃんとした枕ですわ。

 

 

ちょっと小ぶりな枕、ぐらいの大きさです。

 

この枕のポイントは、自分で高さを調整できること。

枕の中は複数の厚みをもった素材が入っていて、

 

その組み合わせで、高さを調整する仕組みになっています。

 

 

そして最大のポイント。

「どの高さが自分に合っているかの計測方法」です。

 

 

「横向きに寝たとき、自分の顔の中心が水平か」

これですよ。これだったら自宅で一人でも、正しい高さが計測できます。

さっそくやってみましょう!

 

布団の上に枕を用意し、仰向けに寝ます。

横向きになり、その状態で自分の顔を鏡で映してみます。

 

おれ、ずいぶんと老けたなぁ

 

 

 

……違う。いまは変わりゆく我が身を振り返る時間ではない。この歳になって何も成し遂げていない自分を責める時間でもない。見るべきは水平かどうか!!!!想像で顔の中心に線を引け!!!!!

 

横向きになると、たるんだ顔の肉が垂れて、どこが水平かわかんねぇ

 

 

違うでしょー!!いまは加齢を感じるときじゃないでしょー!!

って何度もごろんごろんしては鏡を見て確認するんだけど、やっぱり自分の顔の中心がわからない!えっ、人って横になったら顔が崩れる生き物じゃないの??どうするんだこれ??

というわけで、いろいろやって見出した答えがこちら。

 

 

立った状態で、顔の中心に割り箸をガムテープで貼り付け、それから寝て横向きになる

 

 

 

顔に割り箸を貼り付けた男が一人、布団でごろんごろん転がる。

いよいよ何の儀式だよって感じですが、これでようやく計測できたわけです。

 

そんな、さまざまな儀式を経て調整した枕は、いまのところいい感じ!

しばらく使って様子を見てみます!

俺たちの枕探しはまだ、始まったばかりだ!!!(続)