昨日の
という44歳の叫びに、みなさん反応いただいてありがとうございます。
方法がたくさん来すぎて、何が正解か解らなくなってます
今日は、半熟卵を「ただ茹でるだけだろ」という舐めプレイで挑んだ結果、しくじりまくっている男の話です。そろそろ「しくじり先生」に出演できると思います。
半熟卵?鍋に水を張って、適当に茹でればいいんだろ?はい完成ー!
→失敗(グズグズに柔らかい)
なるほど、茹でる時間は6分、か……。やはりレシピを参考にして、しっかり時間を計るのが重要だな!!これで勝ったも同然!
→失敗(グチョグチョに柔らかい)
最初にスプーンで卵を軽く叩き、殻にヒビを入れるとともに、水にお酢を入れると剥きやすくなるのか……。そういえば、殻を剥くときに力が入って、それで半熟卵を壊している気がしてきた!そうか、半熟卵は、殻を剥きやすくするのが肝要なのか……!見切った!!!待ってろよ半熟野郎め!!
→失敗(ドロドロに柔らかい)
殻をスプーンで数回叩く、なんていう微妙なやり方が良くないんだ!ちゃんとした道具を買おう!!
この『卵穴あけ器』があれば、殻なんてかんたんに剥けるな!!まったく手間をかけさせやがって!!!さあ行こうぜ、理想郷へよ……
→失敗(ズブズブに柔らかい)
……ここまで読んだ方は「柔らかいなら、茹でる時間を伸ばせばいいんじゃ?」とお思いでしょう。それは確かに正しい。しかし、「なぜレシピ通りにやってるのに失敗するのか」を知らずにこの先に進むのは気持ち悪いし、グズグズのまま対処に困り、その場でおっさんに啜られ飲み込まれた卵たちに合わせる顔がない。
私には「レシピの通りにやって、レシピ通りの半熟卵ができました☆」が必要なのだ。この完全勝利を経験しないと、私はもう厨房に立つことはできないし、スポットライトの下にエプロンを置いて引退するしかない。
なぜだ!何が惡いんだ!鍋か!水か!卵か!(料理人です)
・卵は冷蔵庫から出したて
・あらかじめ電気ポット等で沸かしたお湯を、鍋に張る
・7分茹でる
もう完璧でしょう。卵・鍋ともに、温度のブレがなく、同条件で料理ができる手法であります。この手法でやれば、誰もが同じ茹で上がり方になり、誰もが完璧な半熟卵を作れるはず。
てかこれで失敗したら、我が家はとんでもない高地にあって沸点が低いとか、私が思っている卵と世間で言う卵が全然別のものだった、という話になってくる。さあ、ラストランを走り切ろうぜ……!約束された勝利へとよ……!
→失敗(まだまだ柔らかい)
なんでだよぉぉぉぉぉぉ!orz
どうしてこれで失敗するんだよぉぉぉ!
そりゃ私も藤原竜也ばりに叫びますよ。数々の犠牲(卵)を積み上げたにもかかわらず、どうしても半熟の頂きにたどり着けない。「もうスーパーで半熟卵を買ったほうが良くね?」という悪魔の囁きが聞こえてくる。やめろ……!元も子もない真実を告げるのはやめろ……!
さあ、こういうとき、ワタナベはどうするか。
そうだね!
「金で殴る」だね!!!!
ゆでたまごメーター。
武士同士の一騎打ちにカラシニコフを持ち込むが如きセコさですが、もうこうなったら、恥も外聞もない。こっちは必死なんだよ!!これでやっと半熟卵が作れる!!喜び勇んでゆでたまごメーターを購入し、帰宅!!!!
喜びすぎて、卵を買い忘れるというね
そんなわけで、明日はこれを試してみるのです。早くスーパーで卵を買ってこないと!ピポムザウスの卵!
自炊してる?
かつては「私の身体は松屋・すき家・吉野家の三権分立で成り立っている」と宣言できるぐらい外食オンリーだった私も、コロナの影響で在宅勤務となり、必然的に自炊をするようになりました。
といっても、40年近く、ほとんど自炊をしなかった私です。西の料理レシピに「玉ねぎのみじん切り」とあればクラシル様にお伺いをたて、東に「半熟卵」とあれば白ごはん.com様にご信託を乞う、を繰り返して、「食あたりはギリ回避できるかな?」というレベルの代物を創出する、を繰り返しております。
そんな超・料理初心者の私が、「巷の料理ブログではあんまり見ないけど、買って良かった料理アイテム」をご紹介しようという企画です!こうやってファミリー層に狙いを定めることで、読者層の拡充を狙おうって魂胆ですよ……ふふふ……(ショーツの食い込みを直しながら)
いきなり出ました飛び道具。「アームホルダーと料理、何の関係が?」とお思いでしょう。
昨今はスマホやタブレットでレシピを見ることも多いわけですよ。ところがこちとら、ミジンコ並の記憶力しかないわけで。
「お酒大さじ1、えっと砂糖は……大さじ1、醤油は……?」
と、逐一レシピを確認しないと先に進めないわけです。
そこで、このiPadアームを台所に設置しまして、
iPadを挟むと、両手で料理しながらレシピを見られるんで、私はとても重宝しております。私はIHコンロ近くに設置して見ていますよ。
ただこのアーム、取り付けが甘いとiPadごとアームが落下し、「豚肉とiPadのキムチ炒め」という斬新な料理ができてしまうので注意な!!
レシピ:①玉ねぎを3~4cm幅に切ります
ここで私は、フレーメン反応中の猫みたいな顔になるわけです。3~4cmって何!3cmなの!?4cmなの!?あと3cmってどれぐらい??ヤードポンド法で育ったアメリカンな俺にはわからねぇぜ?
毎回毎回、目分量で「3cm!」と定めて包丁を入れるも、後から見るとふぞろいの玉ねぎたち、になってるんですよ。泣くよ?(玉ねぎを切ったから)
というわけでね、このまな板に定規がついてるといいなー!と思い購入したらやっぱり便利!人の感覚ってあてにならないのね!
煮ろ。そして味噌を入れろ。
どんな野菜でも肉でも、「テキトーに煮てこれをぶっ込めば上出来な味噌汁になる」という、すべてを受け入れてくれる聖母のような存在。
料理下手だと、買ってきた野菜をちょっと使ったとき、残りの野菜をうまく処理できないんです。応用力の欠如。どうりで社会人として役に立っていないはずです。えっそこまで言う????
でも、これがあると、余った野菜を簡単に処理できる!ねぎ1/6を料理に使った後、残り5/6の処遇に悩むことがなくなる!5/6のネギを持って「牙突!!!!!」ってやってネギの中がスポーンと抜けて泣きながら探す、みたいなことがなくなる!適当に刻んで煮ろ!!そして味噌を入れろ!!
液状なので、「味噌を溶かし入れる」という面倒なことをせず、大さじで「だばー」って入れられるのもポイント高し!そして「野菜摂ってる」という健康感が得られるのもよし!!
というわけでね、謙遜でもなんでもなく料理ヒエラルキー最下層の私が、使ってよかったものをオススメしてみましたよ!みんな自炊がんばろうね!肉じゃが作りすぎて届けに来てね!