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 昨年よりロジパラでは「Web投げ銭」を提唱しております。ここで言う「提唱」には二種類の意味があります。

 (1)「Web投げ銭」の意味を理解してもらう

 (2)「Web投げ銭」を実現する方法を探る

 この二つです。(1)の「意味を理解してもらう」については、賛否両論ありながらも、とりあえずその言葉の意味は理解していただいたかと思います。

 問題は(2)の「実現する方法」です。Web投げ銭を自サイトで実現するためには、

 (A)匿名性を保てるか?

 (B)手数料は適切か?

 (C)投げ銭する側・される側の手間は少ないか?

 あたりが重要になるかと思われます。そして、現存のサービスを利用すると、どうしても(A)〜(C)のどれかが欠けてしまうのです。

 例1) 銀行振り込み…手数料が高い

 例2) eBank…匿名性が保てない

 例3) 別名口座開設…手間がかかる

 Web投げ銭に限らず、もしネット上で一個人が金銭を伴う活動(例:CG・小説・プログラムの販売)を行おうとすると、必ず(A)〜(C)のどれかに悩まされることでしょう。そして、それらを全て満足するサービスはなかなか見つかりませんでした。

 さて。それを踏まえて。

 まずはコレを見てください。

 

@payの後払い

 

 

 これは、niftyの提供するサービス「@pay」です。詳しくはリンク先の情報を見ていただきたいのですが、このサービスは今までになく「サイト管理人の痒いところに手が届 く」サービスなのです。 先に挙げた(A)〜(C)を検証してみると、

 (A)手数料は売り上げの15%。100円ならば15円が手数料。また@niftyIDの月額使用料も無料(※販売側に限り、2003年3月より月額200円)

 (B)販売側は匿名(ハンドルネーム)で販売を行うことが可能。私は「ワタナベ」で登録しました。(※もちろんnifty側には本名を通知することが必要。)

 (C)パソコンでろじぱらをご覧の皆様ならば、今、この場で販売者および購入者になることが可能。かかる時間は数分。(※購入者はクレジットカードが必要。販売者になるためには、@niftyIDの登録後、 システムに登録されるまで数日の時間が必要です。購入者(投げ銭する方)は登録後すぐに購入することが可能です。)

 

 どうでしょう。さらに@payには様々な販売方法があります。Web投げ銭に利用するのは「後払い方式」ですが、他にもダウンロード販売・メール送信形式・ホームページリンク形式などさまざまな機能があります。これを使えば、例えば自分の小説をメール販売するとしましょう。今までは

 (1)メールなどで購入希望確認

 (2)口座へ料金振込み確認

 (3)購入者へ小説を送信

 などが必要かと思いますが、これらがすべて不要になるわけです。Web上でコンテンツを作っている方には興味深い機能ではないかと。

 @payの凄いところはですね。法人ではない一個人が、販売確認+ユーザ認証+クレジット決済機能を簡単かつ格安で使えることなのです。これがどれほどすばらしいことか!

 @payの例にもありますが、料理のレシピやゲーム攻略、Windowヘルプ情報にWeb投げ銭を付けることも!素材用アイコンやmidi、スクリプトを格安で販売することも!自作CGや小説を手軽に販売することも!有料掲示板や会員制メールマガジンを創設することも!ありとあらゆる可能性が広がるではありませんか!

 さあ、さまざまな技術のスペシャリストよ!才気溢れるクリエイターよ!街角を賑わすエンターテイナーよ!我々には新しい船が与えられた! 今夜は真新しい紙を広げ、この世界と自分の可能性を思い描くのも面白いのではないでしょうか―――。

 

 

@payの後払い

これ、ホント面白いサービスだと思います。貴方はどう使います?

 

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