ball03wls.gif (1536 バイト)1.Web投げ銭の提唱ball03wls.gif (1536 バイト)


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rpin01s.gif (1254 バイト)1-1 サイトとお金と意欲

 「趣味のサイトでお金を稼げないか。」管理者ならば誰でも一度は考えるでしょう。自分の作ったコンテンツを元にサイトで大儲け、まではいかなくとも、電話代とプロバイダ料金ぐらいはカバーできないか、と。逆に良質のコンテンツを作る管理者がお金を得ることは、モチベーションの維持や新規コンテンツへの意欲にも繋がるでしょう。

 基本的にサイト管理者は無償で奉仕することを強いられています。傍観者から不平不満をぶちまけられながら、学業仕事の合間をぬってコンテンツを提供。その苦労に比べ、得られるものはあまりにも少ないのが現状です。趣味でサイトを運営している分には気にならないでしょう。しかし、さまざまなマイナス要因が趣味の楽しみを超えてしまった時。その時、サイト管理者は良質なコンテンツを提供するのを止めてしまいます。

 しかし、もしサイトでお金を稼いでいたなら。それはさまざまなマイナス要因を乗り越えるパワーの一部に成り得るかもしれません。また、アルバイトに充てている時間を少し減らしてコンテンツ作りに励む管理人も出るかもしれません。ではサイトでお金を稼ぐにはどうすればいいか?

 有名サイトなら「雑誌にコラムを書く」などの仕事があるでしょう。しかし普通のテキストサイトがお金を稼ぐには「広告を付ける」しかないのが現状です。ですが、無料スペースを使っているサイトは、他社広告禁止のためそれすらもできない。また、どんなに面白いコンテンツを作っても、アクセス数を集めなければ充分な収入にはなりません。しかも、「あのサイトは面白いから広告をクリックしてお金をあげよう」というのはちょっとおかしい。広告の概念からは外れています。

 ではサイトをすべて有料にしてはどうか。――きっと結果はみなさんの想像通りになるでしょう。みなさんが毎日見ているサイトのほとんどは、無料だから見ているのです。お金を払ってまで見たいサイトがいったい幾つありますか?有料化の結果、モチベーションの維持どころか個人サイトコミュニティの衰退にも繋がりかねません。

 

 ではどうするか。

 

rpin01s.gif (1254 バイト)1-2 Web投げ銭の提唱

 私は最も適切なシステムは「投げ銭」ではないかと考えます。

 みなさんは路上で大道芸を見たことはありますか?大道芸人は芸を披露したあと、観客の前に帽子を置きます。観客は思い思いの金額をその帽子に入れます。「投げ銭」です。

 このシステムのメリットは、お金を払う払わない・金額の大小は客の自由意志であり、無料で見続けてもまったく問題ないということです。また管理者は仕事と違って責任がないため、趣味のレベルで無理なくコンテンツを製作できます。また面白いコンテンツは評価され多くの投げ銭を貰えるため、アクセス数などという目に見えない数字よりモチベーションの維持・向上も図れます。

 この投げ銭システムをWebで実現するにはどうすればいいか。

 最も簡単なのは、自分の郵便・銀行口座をサイトで公開することです。しかし普通口座で振り込みを受けるためには自分の本名を晒さなければなりません。また手数料も問題です。誰も100円を投げ銭するために数百円の手数料を払おうとは思いません。では他にどのような手段があるか。

 次に、この「Web投げ銭」を、現在ある様々なサービスを用いて実現できるかどうかを検証したいと思います。

 

2.Web投げ銭実現検証

 

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