2-1
Web投げ銭の実現検証 では、現在提供されているサービスを用いて、先に紹介した「投げ銭システム」を実現することは可能なのでしょうか。様々なサービスを列挙した上で、比較検証してみたいと思います。みなさんも、以下の項目に注目してご覧ください。 (1)投げ銭する人のデメリットが少ないこと。 (2)投げ銭される人のデメリットが少ないこと。 メリットを◇、デメリットを◆で表記してみました。 |
▽金融機関系▽
郵便貯金 | 言わずと知れた郵便局のサービス。 ◇普及率が高い |
ジャパンネット銀行 | ネット銀行最大手。Yahoo!オークションでも利用できる。 ◇ネット銀行として一番普及している |
eBANK | 小額決済に特化したネット銀行。他のネット銀行にくらべて特徴的なサービスが多い。 ◇口座開設が非常に簡単 |
▽決済系▽
Wisp | インターネットにおいて、クレジットカードなどの個人情報を入力する必要のない決済システム
◇振り込みの操作が1クリックで済む |
ViVa!投げ銭 | BIGLOBEのNPO支援システム。 ◇手順が簡単でイメージしやすい |
▽プリペイド・メール送金系▽
PAYPAL | メールアドレスが口座番号になっており、そこに対してお金を送ってもらう。 ◇一部制約があるものの、振り込み手数料は無料 |
WebMoney | Web上でお金のかわりにポイント(仮想マネー)をやりとりする。 ◇メールでポイントを送付できるサービス有り |
BitCash | 事前の申し込みを必要としない、プリペイド方式の小額決済システム。 ◇振り込み者は事前のユーザ登録が不要 |
いかがでしょう。私は、今の時点でWeb投げ銭を実現するには「郵便貯金」「eBANK」の二つが有力だと考えます。 ここで一つ注目していただきたいのは、「eBANK」が今年の秋ごろをメドに「PAYPAL」の日本版サービスを行う予定だということです。つまり半年後には、メールでお金を送るシステムが実現する可能性があるのです!このサービスが使えるようになれば、Web投げ銭に使うシステムとして決定打となるでしょう。ですが、それに伴って様々な問題が発生すると思われます。
次に、日本版PAYPALについて考えてみたいと思います。
|
メニュー |
submenu |
|