よりもい聖地 南極の旅(19) 南極大陸に初上陸!ネコハーバー探検記
アイチョー島上陸から一夜明けて、朝。
前日の夜に初上陸の祝杯をあげ、フレンチ(無料)と美酒(無料)を堪能し、ベッドでペンギンの夢を見ている間にも、船は南極海を進んで次なる観光地へ向かっています。
朝、起きたら、そこは別の南極。ほんとクルーズ船って最高だな!!なんか、もう、住みたい!!
このあたりから、流氷が増えてきました。青色が本当にきれい!!南極感、グイグイきてます!!
現地時間で1月30日。旅行行程表では、実は今日からが南極観光1日目となっています。
じゃあ、昨日のアイチョー島は何だったの?というと、
・世界一荒れる海ことドレーク海峡が荒れなかった
↓
・予定より半日早く南極に着いた
↓
・じゃあアイチョー島の観光をねじ込もう
……という、突発的かつ柔軟性にあふれたエクスペディション・チームの努力の賜物だったのです。ラッキーにも程がある!ありがとう南極!!ありがとうドレーク海峡!
まあ逆に、悪天候などで上陸回数が減ったり、上陸できないポイントが出てしまうことは、事前に2億回ぐらい言い聞かされます。この旅、不確定要素が多いんです。
つまり南極観光とは、海況・天気・上陸地など、毎日壮大なガチャを引き続ける旅なのです……!まったく課金のし甲斐があるぜ!!みんな!いまのうちに善行を積んでおこうな!
そんなわけで、南極圏「1日目」午前、ネコハーバーに接近です!
南極圏1日目 午前 ネコハーバー上陸
ネコハーバー(NEKO HARBOUR)
南極のエレラシ海峡を11km南に下った、アンドヴォー湾の東端に位置する。1897年、ベルギー南極探検隊のジェルラシによって発見された。 この付近で広く活動していたノルウェーの捕鯨母船「ネコ号」に因んで名付けられた。ジェンツーペンギンの営巣地であり、氷河の崩落が良く見られる場所でもある。
そしてここが、南極大陸の初上陸地となります!
「あらあら、前日のアイチョー島でも『初上陸だー!』って大はしゃぎしてたじゃないの。ワタナベさん、ボケてきたのかな?冗談は顔と生え際だけにしなさいよ?」
とお思いの読者も多いことでしょう。えっそんな酷いこと思ってたの!?顔は関係ないじゃない!!止めてよ!!!(生え際は否定しない)
これはですね、
アイチョー島は「南極圏にある島」。
ネコハーバーは「南極大陸」。
つまり、世界六大陸の一つである南極大陸への初上陸は、ここ「ネコハーバー」となるのです。こういうのは何度でもはしゃいで良いじゃない!!何度でもざまあみて良いじゃない!!
というわけで、前回と同じく、クルーズ船からゾディアックボートに乗り込み、
ネコハーバーの上陸地点に接岸!
そしてボートから降りて、上陸!!!
せーの、
ざまあみろー!!!(≧▽≦)
うん、やっぱり、例外なく、ペンギン臭さがすごい。
ネコハーバーの景色
南極大陸上陸の感動を噛みしめる暇もなく、いきなりペンギンさんが大接近!
近い近い近い!可愛い!可愛い!!!!(≧▽≦)
そして見てください、この景色!
昨日のアイチョー島は泥と苔にペンギン特盛、という感じでしたが、ここネコハーバーは雪・氷河・少しペンギン、という感じ!我々のイメージする南極に近い風景に大興奮ですよ!
「よりもい聖地にきた写真を撮るのは、ここしかない!」
というわけで、日本から持ってきた『よりもいジャージ』を着て記念撮影!撮影!撮影!