こういう小説がありました
本日、都内は大雨ということで、いよいよ本当に部屋から一歩も出ませんでした。
唯一、宅急便を受取るために玄関を開けたきり。私の世界はこの7.3畳にすべて収まっています。火星に行く宇宙飛行士の耐久試験みたいになってる。あれ?私、火星に行けるんじゃ?
しかし、ここで気づいたんです。
もう私、どこかの星に向かう宇宙船の中にいるのでは?
窓の外はVRで表示し、TVは過去放送の繰り返し。あたかも自分が地球にいるように思わせて、その実、宇宙船の中で暮らしながら、星へ着くのを待っているのではないでしょうか――。
一人で?
そう、地球は厄災でいよいよ滅びるというさなか、一縷の望みをかけて、地球型惑星へと人類を送っているのかもしれません。数多の宇宙船のうち、どれか一つでも生存できる惑星に到着すれば、そこから人類は再度繁殖をはじめる。そんな宇宙船の一つにいま、私は乗っているのかもしれません……!
(゚Д゚)だから一人で????
これ以上妄想にとらわれないよう、明日はゴミ出しのために外に出ようね!>自分