2018.12.05の日記
本日の社員食堂、メニューにカキフライがありました。
日々労働に勤しみ、その賃金の大半を家庭に捧げ、自らは「お小遣い2万円倶楽部」の会員として毎月を生き抜くサラリーマン達にとって、たとえ社員食堂とはいえカキフライは高級なメニューに属することでしょう。
カキフライに並ぶオッサンたちの後ろで、労働に勤しまず給料を捧ぐ家庭もないワタナベは、料理が出てくるのを並んで待っていたわけです。
私の前にいたオッサン、料理されてきたカキフライを受け取ったとき、ちょっとバランスを崩したんです。カキフライの一つが転がり、床にころーん。
その床に転がったカキフライを取ったオッサンの、夢に出てきそうなレベルの悲しそうな顔といったら。