映画「ゴールデンカムイ」を見た話をしよう
映画「ゴールデンカムイ」を観てきました。
ゴールデンカムイが実写化されると聞き、ネット民は総出で「止めとけ」「原作を汚すな」と大騒ぎでした。そう、「よせばいいのに漫画を日本で実写化したら予想通りの惨状」というパターンを我々は幾度となく観てきたのです。実写化して成功した映画なんて、いまの北海道で砂金が取れるより確率が低い。
そんな中、ゴールデンカムイが実写化。
嫌な予感しかしない。しかし、観ないわけにはいかない。というわけで劇場へ足を運んだわけです。
結論から申します。
すごく良かった。
いやちょっと斜めな気持ちで見てごめんなさい!これは実写化の成功例ですよ!普通に面白かった!
冒頭から始まる、日露戦争における203高地の戦い。日本映画でこんな戦争シーンが撮れるのか!と驚くぐらいにすごい。プライベートライアンのノルマンディー上陸作戦シーンを彷彿とさせる勢いがあるわけです。
これを見て、「この映画……もしかしてすごいのでは?」と居ずまいを正しましたよね。
そこから始まる金塊争奪戦。杉本が脱獄囚から金塊の話を聞き、熊に襲われ、アシㇼパさんと出会います。
「熊怖ぇ」「北海道寒そう」というシーンをばんばんはさみ、白石、谷垣、尾形、二階堂、月島、鶴見中尉、土方歳三らと出会っていきます。
鶴見中尉がほんとうに鶴見中尉です
土方歳三がほんとうに土方歳三です
シリアスとギャグの塩梅もいいし、料理シーンはぜんぶ美味しそうだし、すごくいい映画でしたよ!かなりおすすめです!
あと、最後のスタッフロールに「mont-bell」があって、ほんとうに寒かったんだろうなぁと思いました